ストレスと抜け毛には関係がないのでは?と甘く見ている人間が見直すべきこと

最近、妙に抜け毛が気になるようになってきました。調べてみたところ、目に留まったのが検索結果「抜け毛 ストレス」。髪が抜けるほどの強いストレスなんて見に覚えがないのですが、色んな方のブログを拝見していたら「抜け毛を放置していたら、悪化してめちゃくちゃハゲた」というような、怖すぎる報告もあり戦々恐々としています。

なぜストレスが抜け毛につながるのか

「強いストレスで円形脱毛症になった」というような話はよく耳にしますが、そもそも、なぜストレスが抜け毛につながるのでしょうか。調べてみたところ、こういうメカニズムらしいです。

強いストレスを受ける

身体がこわばり、緊張状態になる

交感神経が優位になり、自律神経が乱れる

交感神経が優位になっていると、血管が収縮してしまう

血行不良になる

頭皮まで十分に酸素や栄養素が行き届かなくなる

髪が弱くなり、抜けやすくなる

もともと頭皮は、身体の中でも末端にあることから栄養が行き渡りにくい部分。その上、生命活動に関係ない部分のため、身体が血行不良や栄養不足に陥ると栄養供給が後回しになります。しっかり栄養をとっているつもりでも抜け毛が起きるのであれば、現在摂取している栄養だけでは髪まで育てることができないということです。

 

ストレスの原因を解明する

抜け毛が気になりはじめたとき、まずすべきことは「なぜストレスを感じているのか」を明確にすること。抜け毛対策をしていても、強いストレスがかかった状態では免疫力、抵抗力、内蔵機能の低下を根本から解決できません。身体が緊張するタイミングやストレスを感じるポイントを解明するため、抜け毛にもつながる強いストレスに結びつきやすい原因をざっと挙げてみます。

  1. 上司や家族からのプレッシャーを受けている
  2. 自分のキャパシティ以上の仕事を引き受けている
  3. 家庭環境や部屋の状態によって自宅で落ち着くことができない
  4. 周りに気を遣いすぎている
  5. 自己評価が低い
  6. 将来のことを考えて憂鬱になってしまう
  7. 周りの人の感情や考えから影響を受けてしまう
  8. 無意識のうちに強い我慢をしている
  9. 失敗やミスを引きずってしまう
  10. 仕事や家庭に対し不満がつもっている

一つひとつは「そんなことじゃ髪が抜けるほど大きなストレスにはつながらないよ~」と思うような小さなことかもしれません。だからこそ、気丈に振る舞っている心は平穏でいるつもりでも、飲み込めない分のストレスが頭皮に影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。

 

ストレス抜け毛を内面から治すために

ストレス抜け毛の対策には、ストレスの原因を「このくらいのこと、別に気に病んでいない」と無理やり流そうとせず、ストレスの原因を解決する、もしくはうまくかわす方法を身につけましょう。

  1. 仕事量や家庭における家事の量を見直す
  2. 普段100%で行っている仕事や作業において、いい意味で手を抜く方法を見つける
  3. 「やらなければいけない」と思っているもの・ことを辞めてみる
  4. 周りの人に対する「こうしてあげたい」「もっとこうしてほしい」というような考えをすべて断ち切る
  5. わざとミスをする、わざと自分の駄目な部分を曝け出してみる
  6. 周りの人にHELPを訴える
  7. 趣味や好きなことに没頭する
  8. よく眠る
  9. 美味しいものを食べる
  10. いっそのこと仕事や家庭を投げ出す

なんだかヤケクソ解決策に思えるかもしれませんが、ストレス抜け毛が気になりはじめたら、できるだけ早いうちに対策をしましょう。なぜなら、抜け毛やハゲで死ぬことはないけれど、抜け毛やハゲの引き金になる強いストレスは命にかかわる可能性があるからです。

色々試してもどうしても改善しないのであれば、いよいよ「自分のせい」など考える必要はありません。クリニックへ相談することも検討しながら、髪も心も健やかな状態へ導きましょう。

 

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