仕事でも勉強でも「やらなきゃいけないのは分かっている、でもどうしてもやる気がでない」という状態に陥ることがありませんか。そういうとき、どうにか人為的にモチベーションをぶちあげ、やる気を引き出すためにやっていること・できることをまとめてみました。
テンションがぶちあがるものを見つけておく
あなたの好きなものはなんですか?ゲームでもギャンブルでも麻雀でも音楽でも漫画でもなんでもいいです。とにかくそういう「大好き!」「テンションぶちあがる!!」というものを見つけましょう。
そして、やらなければいけないタスクを前に「これが終わったらゲームやろう」というようにルールを定めます。宿題をしない小学生にもよく用いられるこのシステム、通称ご褒美制度。従来からあるシステムですが、なんだかんだ言ってやはりこの方法がもっとも効果的だと思います!
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「本当に目指しているもの」を明確にする
例えば「○○大学に合格したい!」という目標のもと、毎日勉強に励んでいる人もいるではないでしょうか。しかし「○○大学に合格したい」という気持ちが長く続かず、やる気がそがれることもあるはずです。
もちろん大学合格という目標を掲げることも大切ですが、なぜ大学に受からなければいけないのかということを考え、自分しか知らないレベルでいいので「本当の目標を明確にする」ということもしてみてほしいです。例えば。
■いい大学に入ってモテたい!
■大学入学をきっかけに地元を離れたい!
■志望大学に入って上京したい!
■アーティストになるために音大で勉強したい!
■落ちたら両親に怒られそうだからとにかく受からなきゃいけない!
など。前向きなものでも後ろ向きなものでもかまいません。「大学合格」という人に伝えても恥ずかしくない目標とともに、自分しかしらない本当の目標を明確にしておくと新鮮なモチベーションをキープしやすくなるように感じます。
調子がいい状態を記録する
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基本的にやる気が起きない、なにもできないという状態でも、たまーに稀ーに調子よく進められる瞬間ってありませんか。2秒でも10秒でも「あっ、今わりかしいい感じかもしれない」という瞬間。そのときを迎えたら、自分の状態をよく「意識」して、できれば「記録」しましょう。
どういうことかというと。
・なんで今調子いいんだろう?
・今、どのくらいの成果が出ただろう?
ということをよく考える。そうすると、もしかすると次のようなことに気がつくかもしれません。
・昨日、よく眠ったからやる気が湧きやすいのかもしれない
・書かなければいけないレポートを3000字進めることができた
こうした成功体験を自分の中に貯めていくと、どうしてもやる気が出ないときのヒントになります。「前はちょっと寝たらすごい捗ったな~」とか。あと「もうだめだ絶対間に合わないもうやりたくない諦めたい!」と思ったときに「いや、でも前に一気に3000字書けたこともあるし、調子があがってきたら一気に追い上げられるかもしれない」と前向きに考えるきっかけにもなります。
「やることリスト」を作り一つずつやっていく
ほぼ日手帳を使っているのですが、毎日ちょこっと載っているコメントにほーうとなることが多々。そして数多のコメントの中でも印象的なのが「やる気はやるまで湧いてこないもの」というような旨の言葉です。つまり、やる気がまったく起きず身体が重く絶対にやりたくねえという強い気持ちがあるときも、ともかくやりだせばそのうちにやる気が湧いてくると。
どうしてもやる気が湧かねえ!というとき、じっと湧いてくるのを待つのではなく、書類の整理でもトイレの掃除でも夕飯の買出しでもとりあえず動いてみると、そこから糸口が見えるかもしれません。
ライバルと競う
これは友人に話しても理解してもらえなかったのですが、私は「なんやねんこいつ!」という人がいればいるほどやる気になります。この人には絶対勝ちたいとか、あの人のバカにしたような態度どうにかしてやりてえとか、そういう気持ちがなにより強い動機になるんです。嫌いとか嫌悪とかそういうことではなくて「なんかわかんないけどこいつ見てると腹の中ぐちゃぐちゃにされるな!」という対象、いないですか。
ただしわざわざ公言する必要はありません。表面的にはラブ~というふるまいをしながら、心の中でバッキバキに意識する相手を作ると、なんか自然とやる気になります。私はね。
とりあえず寝る
なんか色々やってみたけれど、どうにも無理だ、どうにもやる気にならないというときの得策はやっぱり寝ること~。イエーイお布団最強~。
ご飯をちゃんと食べる
ばかにしとるんかいと思うかもしれませんが、本当に睡眠や食事はバカになりません。「高いから」「贅沢だから」「ダイエット中だから」という消極的な理由を一回だけ、一食だけ無視して、好きなものを思いっきり食べてみましょう。「そんなもんで仕事のやる気がでたら世話ないわ!」と思うかもしれませんが、悩んでいるなら本当にやってほしいです。まじで気分ががらっと変わります。わたしのおすすめは焼肉。
尊敬できる人と定期的に会う
ライバルを意識するというやり方が向いていないと感じる人は、心の師匠を作るのもいいと思います。「上司」とか「先輩」とか無条件で敬う存在だけでなく、友人や後輩でも「この人すごいな~」「自分にはできないことをやり倒しているな~」と思う人、いませんか。
モチベーションが低下しているとき、別に用事はなくとも憧れている人の近くについついっと寄ってみることで、考え方ややり方のヒントが見つかるかもしれません。
モチベーションとは距離感が難しいもので、いい関係を築きたくともいまいちうまくいかなかったり、前は「この方法なら間違いない!」というものがあったのにいつの間にか通用しなくなったりとなかなか面倒。その都度自分のご機嫌をうかがいつつ、あせらずやっていきましょ。私の一番おすすめの方法は寝ることです。
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