絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~4ヶ月目前半~

2018年2月にノリだけでiPad proを購入し、先行投資分はせめて使わなければ……という使命感だけで絵を描きはじめた人間による、赤裸々メモ2018年5月の様子です。

前々回:絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~1、2ヶ月目~
前回:絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~3ヶ月目~

ここからは「前半・後半」もしくは「前半・中盤・後半」というようになっていきます。なぜなら、ようやく毎日描く習慣が根付いてきたことにより、1ヶ月あたりのお絵かき枚数がようやく増えてきためです。ようやく当初から変わらないテーマである「毎日描いたらうまくなるのか」に近づいてきました。それでは2018年5月分も恥をさらしていきましょう。

2018年5月前半のお絵かき

この月は、前月の終わりに色塗りがまったくできないことに気づいてしまい、愕然としている時期のため「いかにして色を塗らずに済ませるか」ということに焦点をしぼった絵が圧倒的に増えています。結果「そもそもの土台のカラーを濃くすればなんかごまかせるんじゃないか」という結論に達しました。あとなんかよく分からないフォントとかを使えば、あえてやっている感をかもし出せるんじゃないかと思っています。こうやってどうにかこうにか分かってやってる感を演出することに専念していた時期。

 

プライドを持って「定規を使わない」という考えのもと背景を描くとこういうことになります。しかし私はなんせプライドを持っているので……。1色の水彩でぼやっと色をつけるだけなら、色塗りスキルが底辺の人間でもなんとなく印影をつけられるのでは?という実験でもあります。一応学校の昇降口みたいなイメージなんですが、まるでそうは見えないので自ら説明していかなければなりません。悲しいです。

 

もう絶対に色を塗りたくない、という強い意志を感じさせます。線そのものをカラフルにすれば色を塗らずに済むだろうという浅はか極まりない考えのもと描かれていますね。そういえばこの頃女子高生に大変凝っていた時期だったらしく、残っているアナログの落書きデータを見ていてもJKばかりでとても恥ずかしいです。リビドーを処理できない男子中学生のようです。

 

この頃、ようやく「フカン・アオリ」という言葉を覚えました。しかしだからと言って描けるようになるわけではなく、もともと描くのがめちゃくちゃ苦手だった肩がいよいよとんでもない存在感を放つようになりました。そもそも真正面からとらえた絵でさえまともにかけないのに挑戦するなど、自分自身の能力を俯瞰で眺め客観視することができていない証拠です。

 

2018年5月における変化

さて、5月も中盤にさしかかりまして、この頃からおそるおそる着色を再開しはじめます。とは言え自分自身の色塗り能力のなさと向き合うことを恐れすぎて、水彩でボヤッとさせればいいのでは……となんとなく色をのせているのが分かる仕上がり。相変わらず定規ツールは使っていないので、クロノトリガーで時空を越えるときのように空間が歪み狂っています。

 

 

水彩でモヤモヤ塗ることをメインにすれば、背景を描かなくてもいいのでは?という考えに達した頃です。時空を歪ませずに済むかもしれないと考えた瞬間、色塗りをもっとがんばりたい、とピュアなモチベーションが蘇ってきました。ピュアとか言ってますが、どうにかして楽をしたい、描きたくないものを描かずに済む方法を貪欲に探し続けたいという、怠惰に次ぐ怠惰が根本にあるタイプのモチベーションです。

 

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