「整形なしで二重になる方法」、「厚い一重を克服する方法」というノウハウ直伝系YouTubeメイク動画を見ていると、必ず寄せられているコメント。

「絶対無理」
「やってみたけどこうはならなかった」
「自分は厚い＆重い一重だからできない」

分かる。気持ちが分かりすぎる。でも、諦める必要はないんだということも伝えたい。

もともとぼってり厚めの一重なのですが、現在はアイプチを使わなくても二重をキープできるようになったので、その過程をご紹介します。

厚め＆重め一重の生きづらさ

うちの家系は母も姉も私もがっつり一重です。

重め一重は「アイシャドウを塗ると浮く」、「まつげが埋もれてほとんど見えない」、「アイラインが引けない（雑誌のメイクHOWTOにある『まつげのキワを埋めるように～…』におけるまつげのキワという概念がピンとこないレベルの埋もれ方）というように、メイクもままならないもの。メイクHOWTO本の多くは二重向けに作られているので「アイシャドウを二重幅まで塗る」と言われた日には迫害された気分になります。

もちろん、二重の人に比べて目の大きさもだいぶつつましやか。二重になればかわいくなれる！というわけでないことは重々承知ですが、それでもやはり二重への憧れは募ります。

アイプチがうまいこと使えない地獄

じゃあどうするかと言えば、やっぱりアイプチに頼ることになります。一重さんにとって、整形なしで二重を作るにはアイプチおよびアイテープが必需品。しかし、重め一重がアイプチをつけても即剥がれる。

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特に、私のまぶたにはアイテープ系がまったく合いませんでした。アイテープの魅力として

装着がとにかく楽
不自然にならずバレにくい
まばたきもしやすい

というメリットがあるのですが、厚めまぶたにはほとんど貼り付かず、まったく二重になりませんでした。

仕方ないので、塗るタイプの液体アイプチ（リキッドアイプチ）を利用。色んなアイプチを試し、ほとんどのアイプチで結局剥がれる！というつらさを経験しながらも、行き着いたのがオペラのリキッドテープでした。

自分のまぶたとの相性では、これが神。重めまぶたもオラァ！と力技でくっつけてくれる感じで信頼度高め。さすがプチプラリップでも人気のオペラ、信頼できます。

デメリットとして、ナチュラルな仕上がりを実現できるアイテープに比べて目立ちやすいという点はあるものの、繰り返し使っているうちにどうにかこうにかいわゆる「二重ライン」の片鱗が見えてきました。

剥がれるアイプチで二重ラインをキープする方法

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しかし優秀アイプチをもってしてもなお、わがままな我がまぶた。やっぱり剥がれるわけです。メイクをした瞬間は「おっ？めずらしく二重っぽくなってる？」と思っても、時間が経って鏡を見るとボテボテまぶたにアイプチの白いカスのようなものが付着しているという、なかなか地獄な状態に陥っています。

しかも、その状態に陥ると自然に二重ラインも消失。特に朝起きたときは地獄で、前日に水分をとりすぎて顔がパンパンになっているときにはほぼほぼ100％くっつきません。地獄。

そこでどうしたかと言うと、

寝る前にもアイプチをする習慣をはじめました。

コスメは、出かける前だけしか使っちゃいけないわけではないんだ！！

お風呂上り、スキンケアをして、アイプチをして、就寝。すると二重ラインが消えることなく翌朝を迎えられ、顔を洗ってスキンケアをしてまたスムーズにアイプチ＆メイクができるようになります。デメリットは、まぶたの皮膚が弱い人は赤くなったりする可能性があることと、常にまぶたを引っ張っている状態になるため、寝ているときに目が開きがちになること。

しかし、この朝アイプチ→洗顔→夜アイプチ→洗顔→朝アイプチ……という24時間アイプチループを数年続けたところ、現在、朝も夜もアイプチをしなくても二重ラインをキープできるようになりました。つまりアイプチは、重め一重で一回使っただけではうまく効果を得られない人でも、何度も何度もとにかかく繰り返し使っていることで将来的にアイプチいらずの二重を作れる可能性があるんです。