海外旅行の行き先を決めるとき「何を見にたいか」「どこを刊行したいか」というポイントが重要になるのではないでしょうか。今回は、海外旅行の行き先を検討するときのヒントになる、一度は自分の目で見てみたい世界各国の有名&美しい宮殿に注目したいと思います。
ヴェルサイユ宮殿
まず外せないのが、17世紀最高の建築と語られるヴェルサイユ宮殿。15ユーロ程度で内部も見学でき、世界各国から観光客が訪れる人気スポットです。「鏡の間」、「宮廷オペラ劇場」、「マリー・アントワネットの寝室」など、憧れがありますね。
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ヴェルサイユ宮殿の建築美に魅せられたアーティストは多く、例えばデザイナー&フォトグラファーのカール・ラガーフェルトもその中のひとり。ヴェルサイユ宮殿の光と影をスクリーンプリントに描き出した展示「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」は大きな注目を集め、日本でも開催されました。色んなアーティストがインスピレーションを受けた場所に、一度は訪れたいですね。
ドゥカーレ宮殿
ヴェネチアへ旅行に行くとき、立ち寄りたいドゥカーレ宮殿。何度か火災の被害にも見舞われながら、現在の状態にたどり着きました。細部には、イスラム系の建築様式の影響も見られます。
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サン・マルコ広場にあり、ヴェネチア映画祭の会場としても有名。きれいな外観でありながら、冷たい空気がまとわりつく武器庫や監獄もありそのギャップにときめきます。
マイソール宮殿
インド・イスラム様式の建築技術がお好きな人にとって外せない、アジアンテイストたっぷりの宮殿。日曜祝日には、イルミネーションが見られるのも特徴です。
入場料は200ルピー。さらに、見学をサポートしてくれるオーディオガイドが利用できます。このオーディオガイドは日本語にも対応しているため、ぜひチェックしておきたいところです。
イオラニ宮殿
宮殿というとヨーロッパのイメージがあるかもしれませんが、イオラニ宮殿があるのはホノルル・ダウンタウン。「赤の間」と呼ばれる、絨毯もカーテンも家具も真っ赤な空間が有名。そのほかにも、舞踏会が行われていた部屋などを見学できます。
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建築したカラカウア王とカピオラニ王妃が使用していた家具類もそのまま保管されているため、当時のリアルな生活観が垣間見えるのもポイント。優美な空間で、当時の空気を存分に味わうことができます。
マドリード王宮
スペイン王の王宮であるマドリード王宮は、王座、図書館や文書館、宮廷薬局など2700もの部屋からできています。1738年から建築がはじまり、1755年に完成した建築物は、細部までとにかく豪華。
赤い旗や大迫力の天井画など、建築技術だけでなく空間を彩るさまざまなものものがとにかく圧巻。オリエンテ広場内には彫刻像も並び、建築物だけでなく芸術品を鑑賞したいという目的で訪れる観光客も少なくありません。
ツェツィーリエンホーフ宮殿
ドイツ・皇帝ヴィルヘルム2世が建て、亡命・退位を経て国の資産となったツェツィーリエンホーフ宮殿。教科書にも載っている、第二次世界大戦の「ポツダム会談」の舞台にもなりました。当時の部屋は保存されており、有料ではあるものの撮影もできます。
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豪華できらびやかな世界の宮殿の中でも、クラシカルな雰囲気なのが魅力です。一部は、世界遺産として登録されており、また別の一部はホテルとして営業しているのだとか。「世界遺産に宿泊する」という貴重な経験もできるのです。
海外旅行というだけでハードルが高く感じられそうですが、スマホひとつあれば案外どうにかなるもの。海外WiFiレンタルサービスを使えば、スマホ利用&決済もサクッとできるので、日本にいるのと同じような快適さでガンガン外へ出て、一生に一度の素敵な経験をしたいものですね。
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