オイル美容とは?一般的なケアとの違い、メリット・デメリットと期待できる効果について

こんにちは、毛穴開きや肌トラブルについて万年悩んでいる人間です。色々な対策を探していて「オイル美容がいいらしい」という意見にたどり着きました。オイルの使い方やメリット・デメリットなどについてまとめてみます。

オイル美容の特徴

毎日メイクをするときや、夕方頃にお手洗いにいってふと顔をあげ、鏡の中の自分と目があったとき、あまりにもパッサパサの乾ききった顔に愕然とすることがあります。もともと乾燥しやすい肌質と分かっていたのですが、いやいやそれにしても……というレベルの乾きに正直どん引き。

これは、化粧水だけで保湿しきれていないことの証拠だそうな。自分としては熱心に化粧水をお肌に叩き込んでいるつもりなのに、あっというまに蒸発してしまって結局保湿効果が得られていないから、気がつけばガッサガサ状態になっているのです。

そこで、潤いをお肌に定着させるため、上質な油分をお肌のせて蓋をするスキンケア=オイルによる美容が注目されています。

ちなみに、私は乾燥だけでなく大人ニキビにもめちゃくちゃ悩まされているのですが、オイル美容をするときはニキビができている部分は避けて、乾燥している部分にだけのせるのがいいそうです。それ以外にも、生理前など肌の状態がゆらいでいるときはオイルの量や塗る箇所を調整するのがベター。

 

オイル美容に使えるオイルの種類

オイル美容に使えるオイルは、とにかく種類が豊富。特に人気なのは、天然由来で敏感肌にもストレスを与えにくい植物系オイルです。特にこのあたりは、デパコスやハイブランドからもたくさん展開されています。

  • ココナッツオイル
  • アルガンオイル
  • ローズオイル
  • オリーブバージンオイル
  • ホホバオイル

一番いいのは、実際にコスメカウンターに足を運んで「オイルを使いたいけどどれがいいかわからない」と相談すること。ビューティーアドバイザーのお姉さんが、実際に肌にのせながら解説してくれるはずです。使用感は相性との兼ね合いもあるため、どんどん試してみましょう。

もしくは「失敗しても心が痛まないプチプラオイル」を手当たり次第試してみるのもいいかも。

 

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オイル美容のメリットと期待できる効果

□1:浸透率アップが期待できる

オイルをスキンケアの最後に使うことで、化粧水や美容液を閉じ込める蓋のような役割を果たします。そのためスキンケアアイテムの浸透率を高めてくれる効果も期待できます。

□2:マッサージ用オイルとして利用可能

オイルは、リンパマッサージでも必需品。オイルを使いながらマッサージする習慣がつくことで、血行促進、むくみ解消、デトックスやアンチエイジングにもつながります。

 

オイル美容のデメリット

□肌質によってはべたつきが気になることも

友人の「一時期オイル美容をやっていたけど、もうやめた」という人の話を聞いていると、本当によく耳にするのが「べたつくのがイヤ」という話。もともと、スキンケアアイテムを使うときにもべたつきが気になりがちな人、べたつきが苦手な人は、あまり気持ちいいと思いにくいかもしれません。

単純に、オイルを使いすぎているのかもしれませんので、パッケージに記載された目安量(○滴ほど手にとりなじませます、などの記載)を参考にして気になる場合はちょっとずつ減らして自分なりの適量を探しましょう。

 

□油焼けが起きる可能性も

オイルを使うことで、油分が紫外線や熱の影響を受けたときに酸化する現象「油焼け」が起きる場合もあります。油焼けするとシミ、くすみ、色素沈着などが起きてしまいます。油焼けを避けるポイントはこんな感じ。

  1. 油焼けしやすいと言われているオイルについて知っておく
  2. 朝のスキンケアではなく、夜のスキンケアに使う

一般的に油焼けしやすいと言われているオイルには、ローズヒップオイルやグレープシードオイル、馬油などがあります。だからと言ってこれらを使ってはいけないというわけではなく、夜のスキンケアで使うように心がけるのがポイント。夜なら油焼けの原因である紫外線を浴びにくいので、トラブルも起こりにくいです。

朝のスキンケアではオリーブバージンオイルやホホバオイルを使うなど、上手に使い分けることでお肌の悩みも解決へ導きやすくなります。

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