エンジニアの現場は、ブラックと語られることがめずらしくありません。そんなとき、怖いのは「他の職場へ行っても状況は変わらないだろう」という忍耐力がある人。多少の我慢ならできてしまう人のほうが、ポッキリ折れたあとに立ち直れなくなることがままあります。
心が折れてしまうその前に「とりあえず」という気持ちで転職サイトをのぞいてみると、案外印象も変わるはず。「やっぱり今の会社が最高!」となるか「やっぱり転職しよう!」となるかは分かりませんが、なんらかの発見があるはずです。と言うことで、近年増えてきたIT業界&エンジニア特化型の転職サイトと転職エージェントをまとめてみました。
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マイナビエージェントIT
まずは大手就職支援サイト、マイナビからご紹介。あらゆる分野の企業や施設とつながりがあるマイナビですが、IT分野に特化したエージェントも運営しています。
大手サイトだけあって求人数が多く、幅広く色んな求人をチェックしたいときに一番重宝します。「どのサイトをメインで使うかはわからないけれど、とりあえず登録」という軽い気持ちで登録しておいて間違いありません。
TechStars Agent
IT・ゲーム業界に特化した転職支援を行う「TechStars Agent」のサイトデザインをリニューアル!
第3四半期の転職決定額は前年同期比200%超と好調!今後も企業、求職者双方の価値観や成長軸にあったご提案を続けてまいります!https://t.co/503hBacsx0
— 株式会社Branding Engineer (@BE_official_GG) July 18, 2021
IT・Webエンジニアに特化した転職エージェント。
こちらも、とにかく求人数が多いことと、専門性に強く最適なマッチングを叶えてくれるところが魅力。転職サイトも運営されていますが、相談しながら自分に合う職場を見極めたいときにはエージェントを活用しましょう。
Ruby転職ナビ
自分の強みとなる技術が明確な場合は「エンジニア特化」、さらに「言語特化」の転職サイトを使いましょう。
そしてRubyの知識や技術を活かしたいときにおすすめなのが、こちらのRudy転職ナビ。なんともわかりやすい転職サービスですね。このような特化型サービスを使えばRudy技術者を歓迎している企業も手っ取り早く探すことができ、マッチング率もおのずと高くなっていくのでとてもおすすめです。
CINRA.JOB
こちらはエンジニアだけでなく、デザイナー、出版編集者、カメラマン、アーティストなどクリエイティブ業界への転職を目指す人のための転職サイト。自分のやりたいこと、希望する業界が明確な人にとって、理想の企業を探しやすくなるでしょう。
「ファッション好きにおすすめ」「映画好きにおすすめ」など、独自のカテゴリーで関心のある分野への転職が叶います。
Paraft
【公開しました】
2020年代の国際社会に取り残されないために、日本は何をすべきか、竹中平蔵氏とダーキー氏に語っていただきました。
ライター: @mai_todo2020年代に活躍する人材像【竹中平蔵氏×ダーキー氏対談】 | PARAFT [パラフト] https://t.co/0O1uzA6n9H
— PARAFT(パラフト) (@PARAFT_jp) March 3, 2020
「働き方」を通じて、労働者の「生き方」を尊重するWebマガジン兼転職サイト。
「副業OK」「リモートワーク可能」といった項目を打ち出している企業も多く、企業の理念やカルチャーに注目しながら肌のあいそうな職場を探していくことができるのも面白いポイント。ガチ転職はもちろんのこと「エンジニアとしてちょっとお小遣い稼ぎしたいな~」というときにも役立ちます。
フォスターキャリア
Amazon Web Services Japan株式会社 篠原 英治 さんへのインタビュー記事を公開しました。> https://t.co/CCDQP6WNeX #転職 #求人 #SE pic.twitter.com/iv7ahsw2tB
— フォスターキャリア (@FOSTERCAREER) July 11, 2017
自分の希望している職種を具体的に絞りながら検索できるサイト。
「ITコンサルタント」「社内情報システム」「サーバー・ネットワーク(通信)・DB設計構築」などのカテゴリから、求人情報を検索できます。
Talentbase
Facebookのアカウントと連携することによって、企業と人材をマッチングするサイト。
人工知能とビッグデータによってマッチングを叶えるという仕組みそのものが、今後ますます話題を広げていきそうで気になる存在。
paiza
サイト上でコーディングテストを受けられる、まさにエンジニアのためのサイト。自分の力試しにももってこいです。
さらに、サイト上で受けたコーディングテストの結果をそのまま企業側へのアピールにつなげることも可能。自己PRが苦手なものの、実際のコーディング技術には自信アリという人の味方です。
エンジニアとしてのスキルがあるということは、幅広い業界で、自由な働き方ができるということにつながるはず。
「今の企業でがんばるつもりだけど、とりあえず……」というくらいの軽い気持ちで、転職サイト&エージェントを眺めてみてください。
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