たびたびやっている賭博堕天録カイジの本誌内容について「今後の展開はどうなるのか？」と予想するこのシリーズ。もうこのシリーズのためのタグおよびカテゴリを作ってもいいような気がしてきた。前回の記事の答え合わせが予想よりも早くできたので書いていきますよ～本誌ネタバレ含むので注意。

ここまでの賭博堕天録カイジは？

24億という膨大も膨大な金額を持って逃亡中のカイジとチャン・マリオ。色んな知恵で逃亡生活を続けていましたが、やっぱり保険証がないと何かと不便だね、ということで、このたびカイジの実家に保険証を取りにいく運びとなりました。

しかし、帝愛という超大手グループから逃亡中の身、やつらが実家を張っていないわけがない！安全に実家帰省＆保険証GETができるのか！？という状況。そこでカイジさんは「うちの実家は団地だから、それを活かせば安全に保険証GETできるぜ！」という説を唱えました。

カイジさんの言う団地最強説とは、そしてどのように帝愛の魔の手から逃れるつもりなのか？というところで、前号は終了。

そこで私が立てた予想、それは

「団地ならではの結束力を生かし、そしらぬ顔でご近所さんと談笑しながら実家にイン！必要なものを手に入れたらそしらぬ顔でご近所さんと談笑しながら外出！あらかじめ表に停めておいたキャンピングカーにイン！逃走！」

だったわけです。

正解は？

正直、団地に無事帰るか帰らないか駆け引きがもっと続くと思っていたので、こんなに早く答え合わせができるとはっ……！と驚き。

そして今回の正解はこちらです。

「往来の多い通りを変装で堂々と通り、実家へGO。実家はある棟の3階なので、2階から3階へ続く踊り場をかがんでのぼることによって帝愛の目を欺く！」

そして、ついに実家のドアの前まで来たところで終了。

圧倒的っ……！スタンダードな手法っ……！

やはり今回の見所として外せないのは、帝愛の目を欺くためにやったことが「割烹着にマスク」という非常にシンプルなおかん像の変装であるということ、帝愛の目を欺くために屈んで階段を登ったということ。

そして、「今誰か通った？？」「なんか太ったおばさんだった気がする」「じゃあカイジじゃないね～～」と素直に騙されてしまう帝愛。

ありとあらゆるゲームを乗り越え、苦行も乗り越えた先の逃亡劇における、とてもシンプルな正面突破。

前回の記事で危惧していた「団地＝万能スポット説の諸刃の刃感」ですが、やはりその部分にも触れられていましたね。

カイジ先生が数ページに渡って切々と説き伏せていた「団地の結束力は半端ないので長時間に渡り路駐していようものなら、すぐに不審がった住民に通報されるため長時間の滞在は厳しい」という説も、

「興信所の者です、理由は言えないのですが何卒内密に……」

という帝愛側のシンプルなファインプレーによってスルー。やはり帝愛側も対策を用意しているわけですね。

とりあえず、無事（？）に実家のドアの前まで来ることができました。

しかし、このまま普通にドアを開けたらさすがに外で張ってる帝愛も「今カイジ家のドアが開いたぞ！」と気づいてしまうはず。

どうやって保険証をゲットするのか、まるで息子には見えない息子の姿にお母様はどのような反応を見せたいのか、気になりすぎて仕方ありませんね！

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