「賭場に女子供は不要」とは、多くの場で言われることですが、福本伸行先生の作品にも女子供キャラクターはあまり出てきません。そんな中で、「女」を全開にしながら、博徒の「子供」として登場するキャラクターとして登場する異質な存在。それが、カイジシリーズに登場する坂崎美心ちゃんです。何かとぞんざいに扱われがちではあるものの、美心って実はモテ要素の化身なのでは？と感じたため、その要素をまとめてみました。
好きになった男性に尽くす
どれほど手厳しく扱われても、決して折れない心は誰もが持てるものではありません。メンヘラ彼女とは一線を画す、健気なまさにヒロインとしての風格です。
相手の優しさを見逃さず評価する
カイジのちょっとした言動に「やさしー……！」とときめき、優しさにあぐらをかくことなく、真正面から受け止める姿は良妻の化身です。
料理上手
デートのときには、サンドイッチを作っていく献身っぷり。アニメ版2期のエンディングでは、自作弁当だけではあきたらずフルーツや取り皿まで用意していたことが判明し、その気配りの塊のような姿にただただ驚かされるばかり。
圧倒的金持ち
坂崎のおっちゃんは、福本作品の中でもめずらしい大勝したのち、ギャンブルから足を洗った男。元手として金を盗んでくるアウトローではあるものの、なんにせよ現在はとんでもない金持ちであることに変わりはなく、美心と結婚ルートとなれば、すなわち逆玉の輿っ……。毎日パチンコスロットやり放題っ……！
夜空の星に思いを馳せるロマンチストな一面
おっちゃんに追い出されたカイジを思い、家族が寝静まった夜、夜空を見上げて願い事をする姿は『満月を探して』の神山満月ちゃん！かと思いました。
圧倒的女神っ……！
下ネタにも寛容
美心語録の中でも、決して無視できない伝説の一言が「おまた」発言ではないでしょうか。このとき照れを見せながらも、自分から下ネタをぶち込んでいく姿は、飲み会で酔っ払いをうまくあしらいながら心を掴んでいくモテ女子の風格を感じさせます。
忘れない恥じらい
平気で下ネタもぶち込むし、人前でもいちゃいちゃピッピをするのにも関わらず「きゃっ！」と恥らう姿も見せ、いつまでも純粋な姿を見せてくれます。このバランスがモテ女子たる所以なのでしょう。
美ボディづくりに熱心
パチスロ演出で登場した美心ちゃんは、水着からメイド服、OLコスと、どんなコスプレも見事に着こなしておりました。特に水着姿となると、そのスタイルの良さも一目瞭然。まだまだ若いとは言えど、あのスタイルは日頃の食生活や身体づくりの賜物と思われます。
自分のことを客観視できる
美心先生渾身の一作「ループ イカジくん」で画力の高さを見せ付けた美心先生。しっかりとペン入れベタ塗りまでした作品を客観視した上で、すぐに原稿をボツにできる潔さとそこから垣間見える成長意欲の高さが非常に魅力的です。
こうして見ると、坂崎美心はモテヒロインの要素を大量に兼ね備えていることが分かります。キラキラモテ女子になるため、坂崎美心を参考に自分磨きに励みましょう。
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