最近、仕事の合間に行き詰まると楽器をペタペタ触るのがクセになってきました。息抜きのつもりなのですが、私のような初心者では出したい音があっても思うように出せなくてかえってストレスが溜まることもしばしば。
もっと早く楽器をはじめていればもう少しまともだったのか……と時間に責任転嫁したくなる中で、ふとミュージシャン、アーティストと呼ばれる方々はいつから楽器に触れているのか気になり、思いついた人の幼少期を調べてみました。
ジョン・ペトルーシ
ドリームシアターのギタリスト、ジョン・ぺトルーシは12歳のときギターをはじめたそう。
その後、バークリー音楽大学へ進学しそこで出会った仲間たちとバンド活動にいそしみはじめます。ちなみに息子も同じ進路を辿っているというのが面白い。
トム・ヨーク
レディオヘッドのギターボーカルであるトム・ヨークは、8歳の誕生日に父親からスパニッシュ・ギターを受け取ったことをきっかけに、音楽の世界に熱中していきます。
10歳のとき、ほとんど楽器が弾けない友人たちを集めてバンドを結成したというエピソードからも、バンドへの意識が高かったことが伺えます。
リッチー・ブラックモア
トム・ヨークと同じく、誕生日に父親からスパニッシュ・ギターをプレゼントされたことによってギターをはじめたというリッチー・ブラックモア。
11歳の誕生日にギターを入手後、1年に渡りギターレッスンを受けているというエピソードからも勤勉さがうかがえます。きちんと師に習っているというのはめちゃくちゃ好感度あがる。知れば知るほどそりゃ上達もしますよね!!という感じです。
スティーヴ・ヴァイ
全世界で愛されるギターヒーローは、6歳からオルガンやアコーディオンをはじめ、どんなメロディでもすぐ弾けるレベルになったという、天性の才能を持っていたそう。
ギターをはじめたのは13歳のころで、レッド・ツェッペリンから多大な影響を受け没頭し練習し続けているあいだ「1時間ごとに上手くなっていた」という逸話があります。いきなりレベルが違いすぎない……?と思わずにはいられないですが、きっと本気で練習すればこうなるはずなんだ。きっと。もしかしたら。
エドワード・ヴァン・ヘイレン
クラリネット奏者の父親を持ち、幼少期から音楽に親しみ深かったというエドワード・ヴァン・ヘイレン。
その後、映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』の影響で、兄弟揃ってギター&ドラムをはじめたそう。
途中、謎のポジションチェンジも経験しつつ、ギターの腕前をめきめき伸ばしたエディ少年が未来の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に名を連ねることになろうとは誰が予想したのか……。
イングヴェイ・マルムスティーン
ここまで頻出の「幼い頃に楽器と出会いまたたくまに才能が開花」系のエピソードとは一線を画するのがイングヴェイ先生。
5歳の誕生日にアコギ、翌年はトランペットをもらっていながら、最初はあまり関心がなかったそう。しかし、のちに不登校な問題児になり、自宅にいる時間が長かったのでギターを練習するようになったそうです。
きっと周りが「ちゃんと学校に行きなさい!」というまっとうな大人ばかりだったら色んなものを摘まれていたんだろうなと思うと、大人の正しさとは……?と思わずにいられませんな。
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