「音楽」カテゴリとは別個に「怖い音楽」カテゴリを作ってもいいのかもしれないな~と思うくらい、こういう題材の記事ばっかり書いているような気がします。
今回は「怖いミュージックビデオ」として、フランスのとあるアーティストをピックアップしてみます。
フランス産の怖いミュージックビデオ
怖い音楽として、楽曲の雰囲気や歌詞や、アーティストのビジュアルやメイクや、思想や背景が怖いものはさまざまありますね。
そんな中で、フランスのテクノ系アーティストであるDyEの『Fantasy』という曲は、ミュージックビデオそのものが怖い。
フランスのエレクトロ・レーベルTigersushiからリリースされており、YouTube上でも閲覧可能です。
DyE『Fantasy』のMVの内容
ミュージックビデオを手がけたのは、フランスの映像作家、Jérémie Périn氏。
どこか懐かしさも感じさせる、レトロな雰囲気からはじまるアニメは、男子2人&女子2人グループで深夜のプールに忍び込むという、青春感たっぷりなストーリー。
映像もすごくきれいで、透き通ったプールや水しぶき、施設内のブルーが映えています。
途中、プールに飛び込んで濃厚なキスをしたり、水着が脱げそうになってしまったり、女子が水着の中に男の子の手を導いたり、ちょっぴりセクシーな描写もはじまります。
DyE『Fantasy』の衝撃のラスト
しかし、ドキドキ観ていると2分ごろからなんだか様子がおかしくなってきます。
一人の女の子がプールに入り、青ざめた顔でプールサイドにあがってくる。駆け寄る男の子。顔を上げると、先ほどまでイチャイチャしていた二人がゾンビのようなエクソシストのような状態になっている。驚く女の子、おぞましい姿に嘔吐する男の子。
男の子はあっという間に、化け物になってしまった女の子に下腹部を食べられてしまいます。残された女の子は命からがら逃げ出そうとするも叶わず、決死の覚悟でプールに飛び込みます。
するとプールの底はどこかへつながっていて、女の子が逃げ出した先には広大な土地があり……。ラストは形容しがたいのでぜひご自身の目で確かめてください。
海外の皆さまの反応について
先述の通り、YouTubeで閲覧できるこちらのミュージックビデオ。再生数は2018年11月現在、6万再生以上されています。
そして世界中の音楽ファン、もしくはオカルトファンに再生されているらしく、コメント欄には、海外のあらゆるユーザーからのコメントが寄せられていて、これがまた面白いので雑に翻訳してみました。
- 楽曲もビデオもアーティスティックで素晴らしい!
- なにこれどういうこと?
- なんでこんな不気味なミュージックビデオにしたの……
- いや怖すぎない???
- デビルマンかと思ったわ
- やばいもうプール入れない
- 13歳のとき初めてこのミュージックビデオを見て、数週間ナーバスになったわ
- 俺がはじめて見たのは11歳のときだけどな
- はじめて見たの10歳のときだわ、そのときはちょっと気持ち悪かったけど正直今は何も感じない
【結論】
動画につくコメントというものの性質は、日本だろうと海外だろうとあまり違わない!!解散!!
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