大型アニソンDJフェス「Re:animation（リアニメーション）」が、2018年7月14日・15日、山梨県は上野原市の桂川新田地区近隣公園特設会場にて開催されました。
数ヶ月前よりクラウドファンディングも実施され、多くの支援者によって成功をおさめ、Twitterでも「#reani_dj」のタグが常時トレンド入りしていた二日間。
野外フェスらしく、楽しい瞬間もハプニングも、色々ありました。
とにかく暑すぎる
7月14日、15日の2日間は、とんでもない快晴＆猛暑。
全国で熱中症患者が次々病院へ運ばれ、死者も出るレベルの気候でした。
リアニ会場のある山梨県では、気温予想が40℃というなかなか地獄な状況で、会場前からドリンクが尽きる人が多数。
暑さゆえ機材トラブルも多発
そして、野外イベントの暑さが怖いのはオーディエンスだけではありません。
熱で機材がショートし、阿鼻叫喚のDJ＆VJさんも多数。
冷風機を設置しただけでは防ぎきれない熱と暑さに、あの手この手で対策をする様子も、野外フェスならでは……。
上野原市長のコスプレ解禁
そしてぬるっと登場した、会場となる上野原市の市長さま。まさかの、ブラックジャックのコスプレで登場。
しかも、お話によると市長の前職は外科医らしく「俺がブラックジャックだ」みたいな旨のお話をされていました。初耳だよ。（実際はもっときちんとしたお言葉でした。こんな俺がガンダムだみたいな言い方じゃありません）
野外フェスという、疎まれることも多いイベントを快く受け入れてくれただけではあきたらず、ゴリゴリに寄せてくれる上野原市長の江口さま、大変推せます。
回レ！雪月花の規模
アニソンDJイベントで5000兆回聞いた、定番中の定番曲である『機巧少女は傷つかない』のED曲「回レ！雪月花」。
サビの「まわれまわれまわれまわれ……」で、サークルモッシュが起きるところまで含めて、あらゆるアニソンイベントの大定番です。
が、リアニのほかイベントとの違いはなんと言ってもその規模。
そして、起きるサークルモッシュの規模もえげつない。確かにまわれとは言っているけれどそこまで回れとは言ってない。山梨の強靭な地盤がなかったら、とても耐え切れなかったであろう……。
とっとこハム太郎の規模
そしてもう一つ、大定番ソング「とっとこハム太郎」OP曲『ハム太郎とっとこうた』。
「とっとこはしるよハム太郎～♪」にあわせて、数十人なのか数百人なのか、ともかくとんでもない人数が一斉に走り出すさまは、運動会に来たのかと思うレベルです。
そして当然起きる「大好きなのは～ひまわりの種～♪」に対する＼オレモー！／コール。
ハム太郎くんだって、もっと軽い気持ちでひまわりの種に対する愛を歌ったんだと思うよ。こんなにたくさんの人に、大声で同意してもらっても困ると思うよ。
ナマステスネークパーティーが繰り広げられる
『魔法科高校の劣等生』のOP、LiSAさんの「Rising Hope」では、通称ナマステスネークと呼ばれるヲタ芸が繰り広げられます。
リアニにおいては、数十人で一列に並んでのナマステスネーク。サークルタイプナマステスネークなど、あらゆるタイプのナマステスネークが見られました。
ナマステスネークは定番化していく中で、どんどん新しい要素が足されてそれぞれのオリジナルナマステスネークに進化しています。あなたのナマステスネークは、どこから？
「U.S.A.」でブチアゲ
さてここまで、アニクラやアニソンイベントでは定番でありながら、それらに疎い人にとっては「？」という感じの話題だと思います。
しかし、アニソン系イベント＝アニソンしか流れないというわけではありません。
メインフロアを沸かせていた曲には例えば、DA PUMPの「U.S.A.」があります。アニソンからの「U.S.A.」。そしてどこからともなくあがる「かっけぇ～」という言葉。ちょっと男子～もっと心こめて言いなよね！
UnderworldをかけるDJさんも、ceroをかけるDJさんもいて、リアニはアニソンを知っていれば楽しいイベントであることは間違いないものの、アニソンを知らなくても楽しめるイベントです。
新宝島からの高収入♪
個人的に気になったのは、サカナクション「新宝島」からの「バーニラ♪バニラバーニラ♪求人♪」つなぎです。
以前、某イベントで中田ヤスタカ氏がかけたことでも話題になったバニラの求人トラックの曲。いまだに曲名がよく分からないんですが、すっかりDJイベントの定番曲になっていますね。
そういえば、最近は水着ギャル集団「CYBERJAPAN DANCERS」の影響なのか、いすずのトラックCM曲もぶちあがり系アンセムとして色んなところで耳にします。
もはやアニソンはまったく関係なくなってしまうんですが、バニラといすずで美女トラック対決してほしいですね。
雑多に書いてきましたが、ともかくリアニ＠上野原、お疲れ様でした。
DJさん、VJさん、スタッフさん、カメラさん、参加した方、ゆっくり休んでください。そしてまた近いうちに、上野原での野外DJイベントやってほしいな～！
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