【車・電車・バスの乗り物酔い】三半規管を鍛える方法&予防&対策

子どもの頃から、とにかく三半規管が弱くすぐに乗り物酔いしてしまったり、ちょっと公園の遊具で遊んだだけで具合が悪くなったりと、なにかと体調を崩しがちでした。最近ではいっそ諦めていたのですが、なにやら三半規管は鍛えようと思えば鍛えられる部分らしいと聞き、手当たり次第試してみることに。実際、今は昔ほどには乗り物酔いをしなくなったので、酔いやすい人向けにシェアしていきます。

トレーニングで三半規管を鍛える

私の乗り物酔いは弱すぎる三半規管のせいだと思うのですが、私の三半規管はちょっとしたタイミングで寝ているのに立ちくらみをしているような状態に陥るくらいにガバガバです。どうにも、こういうめまいは目や足の影響を受けているらしく、目や足を使いながらトレーニングすることで三半規管が鍛えられ、乗り物酔いをしづらくなるようです。

椅子に座って腕を前に伸ばす
人差し指を立て、指を左右に動かす
頭を動かさないようにしながら指を見つめ、頭を上下に動かす
1日2~3セット続ける

 

まっすぐに立った状態で、つま先に逆足のかかとをつける
その状態のままなるべく一直線に歩く
だいたい1分くらい続ける
1日2~3セット続ける

 

一つひとつはなにやらシンプルなトレーニングに思えるかもしれませんが、なかなか侮りがたし。実際にやってみると、不思議なしんどさがあります。

 

ぐるぐる回るオフィスチェアで矯正する

よくオフィスなどにあるぐるぐる回るオフィスチェア。学校のコンピュータ室や情報室にある椅子に座ってぐるぐる回り、教室の椅子では味わえない感覚を楽しんでいた人もいると思うのですが、あの遊びって実は三半規管を鍛えるのに最適です。

大人でも、三半規管を鍛えたいときにはぜひあの椅子に座ってぐるぐるぐるぐる回ってみましょう。最初のうちは少し回っただけでも気持ち悪くなるかと思いますが、無理しない程度に続けていくといつの間にか慣れていきます。自宅で調子がいいタイミングを狙って三半規管を鍛えることができ、しんどくなってきたら休む、ということができるのが魅力です。

 

遊びの中で三半規管を鍛える

子どもの場合は、遊びの中で自然に三半規管を鍛えることもできます。例えばマット運動。マットの上で前転や後転をしながらぐるぐる転がっていると、そのうちに三半規管が鍛えられていくのだそうです。もちろん「子どものほうが遊びの中でできる機会が多い」というだけで、大人ができない、やっても意味がないトレーニングというわけではありません。広くて安全な場所を確保できる人は、ぜひぐるんぐるん回ってみましょう。

その他にも三半規管を鍛えることにつながるのが、ブランコやトランポリン。一定の揺れの中で身体を動かしながら、平衡感覚を鍛えられます。あと、最近はあまり見かけなくなりましたが昔は公園によく設置されていたドーム型のぐるぐる回る遊具は、最強の三半規管鍛えマシーンだと思っています。

ちなみにトランポリンは強制的に全身の筋肉を使うため、ジムでトレーニングメニューとして用意されていることもあります。三半規管を鍛えたい大人は、ついでに運動不足解消もできるのでトランポリンを使えるジムを探してみてください。

 

気分転換できるお守りを用意しておく

どうしても乗り物酔いをしてしまう人は、次第に「乗ったら酔ってしまうはず」という気持ちになってしまいがち。そんなときにおすすめしたいのが、気分転換やリラックスができるアイテムを持ち歩くこと。

わたしは「ミントガムを噛むと酔いにくくなる」という説を聞いてから、必ずミントガムを用意するようになりました。人によってはミントのアロマなど、自分だけのお守りを用意していることもあるみたいです。

 

 

意識的に乗り物に乗る回数を増やす

最後はやや荒治療に感じられるかもしれませんが、確実に克服したい人に試してもらいたい方法です。それが、とにかく乗り物に乗る機会を増やして積極的に三半規管を脅かし、身体を慣れさせていくという方法。単純接触を増やすことで、三半規管を鍛えるのはもちろん「乗り物に乗ったら気持ち悪くなるかもしれない」という予期不安をなくすことにもつながります。

例えば「絶対に遅れてはいけない約束がある日」にばかり乗り物に乗っていると「酔うかもしれない」という不安に「約束に遅れちゃいけない」という不安がプラスされるため、かなり追い詰められた状態に陥ってしまいます。余裕があるタイミングで乗り物に慣れておけば「前に乗ったときよりも短い距離だから大丈夫だろう」というように、前向きに考えやすくなります。

乗り物にチャレンジするときのポイントはこんな感じ。

  • 体調がいい日を選ぶ
  • 「乗り物に乗る」以外の予定を入れない(友達に会うために乗り物に乗る、などは緊張感につながってしまうのでNG)
  • 揺れにくい電車やバスなど大型の乗り物から乗り慣れる
  • 電車やバスの乗降は利用客の少ない駅を選ぶ
  • まずは一駅だけ乗ってみる
  • 慣れてきたら乗る距離を長くしてみる
  • しんどくなったらすぐに降りる
  • すぐ降りられるように、区間の短い電車やバスに乗る(特急などはNG)
  • 進行方向を向いた座席に座る

乗り慣れてからは「なんであの頃はあんなにダメだったんだろう……」と不思議に思うくらい気にならなくなりました。つまり、今ものすごくしんどい思いをしている人でも、今後どうにかなるかもしれないということ!鍛えながらよりよい乗り物ライフを送ってくださいね!

 

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