緊張しているとき、手のひらに汗をかく経験がある人と思うのですが、最近「ひょっとして自分、汗の量が異常に多いのでは……!?」と不安を覚えました。調べてみると、まじで生活に支障をきたしてしまうレベルの人もいると聞いて「今のまま放置していて大丈夫なのか……!?」と不安になってしまいました。
自分の手汗の量が多すぎるのではとふいに気づいた
別になにがあったというわけではないんですが、ふと「私、手汗かきがちだよな……」と気づいてしまいました。
もともと極度の心配性&あがり症。小学生のころには発表会の前日からお風呂の中でカタカタ震えてしまうレベルで、そのときが近づいてくると冷や汗をかき倒してしまうのですが、特に顕著なのが手汗でした。
なにかの折に、他の人が私の手に触れたときには「大丈夫!?」とガチめに心配されることもありました。そのときは「ハハ……緊張しちゃって……」とボヤボヤ答えていたのですが、どうにも周りの人はいわゆる手に汗握るシーンでも、極度に緊張したときにも、ほんのり湿っぽくなるだけらしいんですね。
そもそも手のひらにかく汗は、どれくらいが普通なのか
普通の人、つまるところ多汗症などではない人も、暑い季節はやっぱり汗をかきます。ちなみに某クリニックで相談したところ「手のひらが少し湿る程度の汗ならよくあること」だそう。じゃあどのくらいだったら「この人手汗やばい」となるのか。
- 手のひらが濡れていることが見て分かる
- えんぴつなどが滑って握りにくくなる
- 水滴が滴る
- 紙に触ると紙が湿ってしまう
先生によれば、このレベルになるとちょっと普通ではない、ということらしいです。ちなみに私の場合は「手に水という概念を握っている……?」というくらい手が湿り、かつひどい動悸&息切れコンボを決めていたので「なんかこれはあんまりよくないかもしれない」と気づきました。
なぜ手汗をかきすぎてしまうのか
手汗をかいてしまったとき、こまめに拭ったりハンドクリームを塗ったりして対処していたのですが、そもそも手汗の根本の原因が分からないことには対処しきれません。
手汗の理由は、緊張などの精神的な問題の可能性が高いです。さらに過度の緊張や、自律神経・ホルモンバランスの乱れによって交感神経が優位になると、手汗をかきやすい状態になってしまうそう。
ちなみに自律神経は、次の要素からも影響を受けます。
- 不規則な睡眠
- 精神的、身体的なストレス
- 栄養バランスの乱れた食事
- なんらかの病気・疾患
手汗だけじゃなくさまざまな体調不良を招いている場合には、一度病院を受診してみましょう。
手汗を抑える方法
このように、生活習慣が乱れる→自律神経やホルモンバランスが乱れる→手汗がやばい!という状況に陥っているときにすべきことは簡単。
生活習慣を整える。これにつきます。
私の場合は無意識で受けているストレスが大きかったことが、手汗やそのほかの「なんかヘンだな」の引き金になっていました。まずはストレスを自覚して「あ、これやばい」と思ったら意識的に休憩する、深呼吸をするといった行動からリラックスするように心がけていました。
副交感神経が優位になる状態が続けば、次第に手汗をかいたり、動悸に悩まされたりすることも減っていきました。
気になるときには医師に相談を
汗の量が異常に多く、セルフケアだけでは対処しきれない場合には、クリニックで医師に相談しましょう。わきがケアや汗の悩みに応えてくれるクリニックでは、手汗も同じように、相談に応えてくれることが多いです。
※もちろんすべてのクリニックが手汗治療を対象にしているわけではないので事前に確認を。
「手のひらにかなり汗をかいている」という状況は、そもそもなにか大きなストレスに耐えかねているという状況の、氷山の一角となる症状かもしれません。手汗が気になったら、その症状に象徴される不調を突き止めてください。
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