誕生日、クリスマス、記念日など色んなタイミングで、女性にアクセサリーを贈ることがあるのではないでしょうか。そこでときどき耳にするのは「プレゼントをくれた本人にはとても言えないけど、正直もらっても困ってしまう」という残酷なお話。特に、そういう話題でよく名前を聞くのがティファニー。ヤフー検索で「ティファニー プレゼント」と検索してみると、「ティファニー プレゼント 嬉しくない」という地獄のサジェストが出てくるレベルです。ということで、ティファニーのリアルな評価を調べてみました。
ティファニー(Tiffany & Co.)のブランド的価値
1837年の創業以来、全世界で愛されているジュエリーブランドのティファニー。ブランドショップは全世界20カ国で展開されています。日本国内でも銀座本店ほか、高島屋などの百貨店でよくショップを見かけます。
ティファニーの特徴の一つと言えるのが、価格の幅が広いこと。ティーン層でも手を伸ばしやすいものから、ハイブランドの風格を持つイケイケプライスのものまでさまざま展開されています。
ティファニーの人気アイテムとは
プレゼントを考えるとき、やはり「定番アイテム」、「人気商品」を参考にする人が多いのではないでしょうか。そしてティファニーの人気ラインを考えるとき外せないのが、デザイナーのエルサ・ペレッティによる「オープンハート」シリーズ。日本でも爆発的な人気を博し、プレゼントの定番となりました。
Thank you for showing us that growing up only means growing closer. Browse #MothersDay gifts: https://t.co/R1ZBWVkMa3 #TiffanyAndCo pic.twitter.com/nEAxNWhF2h
— Tiffany & Co. (@TiffanyAndCo) April 27, 2020
そのほかにも、高品質なダイヤモンドを使用したネックレスやリングは、ちょっとした贈り物だけでなく結婚指輪、婚約指輪にも喜ばれます。ティファニーのダイヤモンドは、世界最高水準を保つためにブランド独自のカットや研磨をほどこしていることから、圧倒的な輝きで世界中の多くのファンに愛されています。
プレゼントにティファニーはダサいのか
このように、ハイブランドとして世界的に認知されているティファニーですが、某知恵袋や発言小某等々を見ていると「プレゼントにティファニーのジュエリーをもらって困っている」というような投稿がざくざく出てきます。以下、ざっと見た限りで出てきたネガティブな反応。
- 古い、一昔前のブランド
- バブル期のイメージ
- 安い
- 幼稚な雰囲気
- 学生向けのイメージ
- 質がよくない
- 黒ずみやすい
前述の通り、ティファニーのジュエリーは価格の幅が広いため、正直リーズナブルなものはとてもリーズナブルです。その印象が強い人にとっては「安いブランド」と感じてしまうのでしょう。
某所で見かけてなるほどとなったのは
「昔、ティファニーがティーン雑誌とコラボして付録をつけていて、学生たちがこぞってその雑誌を買い求めていたことから、ティファニー=ティーン向けというイメージが根付いてしまった」
というご意見。トレンドアイコンとなることで、かえってブランドのイメージが偏ってしまい、そのイメージが抜け切らない……ということもあるみたいです。
バブル期に流行したティファニーのオープンハート
実際、日本で「女性へのプレゼントと言えば、ティファニーのオープンハートだよね!」というイメージが根付いたのはバブル期です。80年代後半、日本の景気が上向きになるにつれティファニーの人気も向上し、特に「クリスマスプレゼントとしてティファニーのジュエリーを贈ろう」という一大ムーブメントが発生。クリスマスシーズン、ティファニーの店舗前に男性客が並んだ結果入場制限が行われるなどの社会現象にもなりました。
ネックレスにしてもリングにしてもピアスにしても、比較的シンプルなアイテムが揃っているからこそ、年齢に関係なく手に取りやすく、予算にあわせて最適なジュエリーを選べるという魅力がありました。
ティファニーに限らず「一時代の代名詞」となったものは、その時期を過ぎると「懐かしい~」「久しぶりに見た~」と言われてしまうもの。どれほどネタが好きで応援し続けていても、世間的には「まだやってるんだ~」と言われてしまう一発屋芸人のような悲しいシステムが発動してしまうのです。そのため、どれほどティファニーの質がよくても「古い」「ダサイ」というイメージを持たれてしまうんですね。
ティファニーのプレゼントはアリ?ナシ?
In the midst of it all, the force of nature carries on. #EarthMonth #TiffanySustainability #JeanSchlumberger pic.twitter.com/amUQhqJPnd
— Tiffany & Co. (@TiffanyAndCo) April 24, 2020
これらを踏まえて気になるのは「結局、プレゼントにティファニーを贈るのはいいの?だめなの?」ということ。
某知恵袋や発言小某、そのほか世論を色々かき集めてみた結果
- 「悪くはない」
- 「ティファニーが憧れのブランドという人も多い」
- 「有名ブランドゆえに中にはネガティブなイメージを抱く人もいる(これはティファニーに限らず、有名ブランドの逃れられない運命)」
という感じではないでしょうか。
その中でも
「30代以上の方は、バブル期のイメージや若い人が持つブランドというイメージを抱きやすい」
という傾向にあるみたいです。
若い世代の人はそもそも「ティファニーがバブル期に大流行した」ということを知らないので、シンプルで上品なデザインにプラスイメージを抱きやすいようです。
大人の女性にジュエリーをプレゼントするときには
(1)まず好きなブランドを調査する
(2)ティファニーにネガティブなイメージを抱いていないかどうかさりげなく聞き出す
(3)ティーン層が手を伸ばしやすいラインよりも、ハイクラスなアイテムを選ぶ(ダイヤモンドや誕生石があしらわれているデザインなど)
というところをおさえれば「せっかく贈ったのに喜んでもらえなかった」という悲しい結末を避けられるはずです。
さらに「相手がイエベかブルベかを聞き出すもしくは判断する」「イエベならゴールド、ブルベならシルバーのジュエリーを選ぶ」というところもチェックできれば、似合うジュエリーを見つけやすくなります。
さらにティファニーのジュエリーはレディースのものだけでなく、メンズ向けのもの、ユニセックスなアイテムなどもあります。カップルやご夫婦ならおそろいにするのも◎。普段ジュエリーをつけない人なら、時計や香水といった選択肢もあります。
Thank you for always being there to lend a hand. Browse #MothersDay gifts: https://t.co/C89rHTdj69 #TiffanyAndCo pic.twitter.com/yhCQ9jyMdz
— Tiffany & Co. (@TiffanyAndCo) April 26, 2020
やっぱりティファニーブルーの包装は目にするるだけでめちゃくちゃテンションがあがるもの。「これだ!」と思えるアイテムを探してみてください~!
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