谷山浩子さんの『悪魔の絵本の歌』『Rolling Down』という2曲をご存知ですか。インターネット上では「怖い曲」「恐怖の音楽」と呼ばれ、歌詞の解釈や考察を探す人がいれば、思いつかなかったような読み解き方をする人も、歌詞以上の意味はないと語る人もいます。もちろん、そのどちらも嘘ではないと思うからこそ、私なりに感じたことも書き留めておきたいと思います。

『悪魔の絵本の歌』

まず有名なのが、タイトルから吸引力がすさまじい『悪魔の絵本の歌』。

「絵本」という、ポップ&キャッチーの代名詞のようなモチーフを使いながら、考察解釈さまざま溢れる薄気味悪い雰囲気を演出した神がかり的な一曲。ニコニコ動画に挙がっている楽曲は、最後に「鳥ページ」というコメントで溢れ、これもまた気持ち悪さを助長させます。谷山浩子さんの40周年アニバーサリーサイトによれば、「悪魔の絵本」とは夢の中に実際に出てきたものだそう。

 

『Rolling Down』

タイトルの通り、ひたすら転がり落ちていくストーリー、そして転がり落ちた先には母が待っているという曲。しかし落ちて落ちて落ちて、その先にあるものの本当の姿見えた瞬間の、衝撃的な音使いがすまさじい。元号泣の怖い話伝道師・島田秀平さんが語っていた怖い話「ゆかりちゃん」を思い出しました。

ゆかりちゃんは、優しい母が死ぬ間際に「どうしてもつらいときにこれを見てね」とお守りを渡され、あるときそのお守りの袋を開けて中を見たら「ゆかりシネ」と書かれていたという話。

 

『Rolling Down』もはじめは楽しく聴いていたのですが、あの衝撃のラストのおかげでかつて子供によって奈落の底に落とされた母がその怨念を子どもに授けている……という楽曲のように思えました。ともすると、子どもがひたすら転がり落ちていくさまは母が望んでいた姿であり、母が見えないところで手引きをしていたから子どもが「転がり落ちるしかなかった」のかもしれない。もしかしたらイントロから、子どもの不幸ははじまっていたのかもしれない。


もちろん、考察や解釈は一つではないし、そのどれもが谷山さんからしたら「違う!」というものだと思います。だからこそ、色んな人の解釈が聞きたいし、色んな見方を踏まえて聴き直して、ぞわぞわしたい……!

 

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