見つめる鍋は煮えないと言いますが、見つめる髪はこれはもう徹底的に伸びないもので困ります。なかなか伸びない地毛に嫌気がさしていたところで試したエクステに、めっきりハマってしました。メンテをしながらエクステをつけては外しつけては外し繰り返しているので、ちょっくらレビューしてみます。
エクステのメリット
そもそも「なんでそんなにエクステがいいのか」ということ。私にとってはとにかく「きれいな長い髪がキープできるのが最高にうれしい」の一点につきます。
もともと栄養失調をこじらせがちな人間なので、子どもの頃から髪や爪が弱い傾向にあったのですが、髪にいたってはある一定の長さに到達するとそれ以上伸びないという謎のルールが発動していました。ミディアム～セミロングのあいだくらいのところからなぜか伸びなくなってしまう（ボリュームだけは出るのがむかつく）ので、もう地毛でロングにすることはできないんだろうな～と思っていたところで出会ったエクステ。好きな長さにできるなんて神か？
あとは地毛だと難しい色を入れられるのもうれしい。無駄にボリュームだけあって、長さはいまいち、その上カラーとパーマがびっくりするくらい入らないでおなじみの私の髪は、アッシュとかホワイト系の色がいっさい入りません。でもエクステなら違和感なく馴染ませればいい感じにアッシュ・ホワイト系カラーにできます。ありがたし！
編み込みエクステとは
そんなエクステを楽しむにあたって、まず最初に試してみたのが編み込みタイプ。編み込みエクステは、現在生えている髪にその名の通り編み込みながらくっつけていくタイプのエクステです。
シールエクステとの違いにも関係してくる、編み込みエクステのメリット＆デメリットはこちら。
- 全然とれない→さすが編み込んでいるだけあって強度抜群。一本もとれなかった。
- 仕上がりは自然→若干編み目のところが浮くも地毛との馴染み方はよさげ。ただこの編み目問題、めちゃくちゃ問題なんだよ。詳しくは以下。
- 編み目が痛い→特に寝るとき。頭がちょっと浮いているような体感。
- 編み目がかゆい→暑い季節になるとちょっと気になる。
- 編み目が髪のすき間から見える→これが一番気になった部分。友達に「虫とまっとんかと思った」と言われた。分かる。鏡で見て自分でもちょっと気持ち悪いなと思った。
はじめてのエクステだったこともありこんなもんか～と思いながら、続いてはシールエクステを試してみました。
シールエクステとは
それに対しシールエクステは、その名の通り髪にシールで貼り付けるタイプのエクステです。
こちらの特徴とメリットデメリットはこんな感じ。
- すぐ取れる→シャンプーとかヘアセットのたびにぽろぽろ取れていく。髪をとかしていても取れる。取れにくさランキングでは編み込みが圧勝。
- 毛質が柔らかくて絡みやすい→これはエクステの種類との兼ね合いもあると思う。私が試したエクステがあんまり上質なやつではなかったのかもしれない……。
- 編み目は気にならない→シール部分は目立たない色で平べったくなっているので、浮いたりもしないし万が一見えても気にならないレベル。仕上がり◎。
- 若干ちくちくするけど編み込みよりは楽かも→シール部分の素材がややちくちくした。それでもすぐ慣れるし、編み込みの終始ゴツゴツした感じに比べるとかなり楽。
自分としては「編み目見えちゃう問題」が解決したのでだいぶありがたい限りだったのですが、一方で新たに気になる部分もありました。
シールエクステの方がいいかも、と思ったっ……がっ……！
「自力でロングになれないのでエクステの力を借りたい、だけど編み込みエクステの編み込みあまりにも気になる」という私にはシールエクステがよさげな感じでした。
ただ！！気になるのは！！シールエクステめっちゃ取れんのね！！
私のシャンプーの仕方やブローの仕方が雑だったのだと思うんですが、髪が絡まる→ブラッシング→とれるのループが続くと「も、もうぐちゃぐちゃのままでもなにもしないほうがいいのでは……」という気持ちになります。
もう一つ、シールエクステのデメリットは、編み込みエクステに比べて割高になりやすい傾向にあるということ。
とはいえ実際にサロンへ行って「○本で△△円」というメニューを見ると「言うほど高くないのでは？」と感じるかもしれません。実は、シールエクステは編み込みエクステよりボリュームが落ち着いているので、同じ仕上がりにするなら本数を倍近くにする必要があるのです。
これらを踏まえて……私はシールエクステ派ですが、こまめにメンテにいける＆お財布に余裕があるが条件。オフ期間ももちろん作りながら、ここぞというときに活用するのがいいかもしれません。
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