名刺デザインがおしゃれだったり面白いとビジネスがうまくいく説

ビジネスの現場で必需品である名刺。色んなシーンで色んな人と名刺交換をしてきましたが、形式的に名刺交換が終わることもあれば、会話が弾んでその後のやりとりがスムーズになることもありました。

受け取ったときに「これはいいな~」と感じられるような名刺デザインは人間関係においても吸引力を持っているので、改めて名刺のデザインって大切なんだなあと噛み締めています。

私が受け取ったとき、思わず惹かれた名刺についてまとめてみます。

事業と絡めた名刺デザイン

当たり前ですが、名刺は「私はこんな人間です」と自己紹介するためのもの。

だからこそ、名刺を見ただけで事業内容やどんな会社やお店なのか、そしてどんな人なのか一目で分かるようなデザインがとてもぐっときます。

以前お会いした、電車関連に専門知識を持ったライターさんは名刺を「切符風」のデザインにしていました。これがすごくかわいかった!

名刺はバックに淡い幾何学模様が敷き詰められ、中心にお名前があり、端に穴が空いているというこだわりっぷり。穴の加工はセルフで、発注して届いた名刺をひとつひとつ自分で開けていったそうです。こだわりがすごいな!

電車に対する知識が薄い私が見ても「かわええ~!」というデザインでしたが、鉄道好きという方の食いつきは特にものすごかったです。

そこからひたすら電車トークをして、流れるようにLINEの連絡先交換もしていました。電車の吸引力はすさまじい。

 

SNSパロディ系名刺デザイン

いわゆる「トレンド発信」とか「インフルエンサー」的な活躍をしている方と名刺交換をしたときは、名刺そのものがインスタグラムのトップのようなデザインになっていました。

縦型の名刺で、上部に名前+下部に投稿小ページリンクのような四角が並んでいて、アイコンが表示される部分にはご本人の似顔絵。

四角部分に電話番号などの情報が書かれていて、必要な情報はきっちり記載しつつもユニークなデザインになっていました。

話によれば、インスタグラムデザインだけでなくフェイスブックデザインとか、iPhoneのホーム画面デザインもあるそうです。

パロディ系の名刺デザインは、見た目のかわいさが素晴らしいだけでなく、トレンドやITというキーワードに反応する人へ向けて効果的にアプローチできますね。

マイナーなSNSやシステムなど、よりニッチなデザインにすれば切符デザインと同じく「これに反応してくれる人となら仲良くできるぜ」というアピールにもなりそうです。

 

規格外サイズの名刺デザイン

あるとき受け取った名刺は、サイズがやたら大きくて、吹き出しのような形になっていました。

「面白い名刺ですね」と言ったら、「この名刺を持っていると、こうやって必ず話しかけてもらえるので」と言われたときの、してやられた感を覚えています。

なんでも、名刺のサイズはほとんどが同じような規格になっているらしく、そのサイズから少し外れただけでも手にしたときの感覚が違って、相手の興味を惹くことができるそうです。

ただし、名刺ケースには入らなかった。

他の方からいただいた名刺とは別に、もうしわけないけれどバッグに直入れして管理しました。

しかも取り出すのを忘れてしまい、後日その日使っていたバッグを開けたらその方の名刺がするっと出てきて、数日ぶりにその人のことを思い出すことになりました。

もし、ここまで含めて計算されていたとしたら、本当にしてやられたなあ……という感じです。ともかくインパクト5000点でした◎

 

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