初心者がかっこいいバンド名に悩んだら有名バンドの由来例を参考にすべし

バンドを組むとき、悩むのがバンド名。バンドの雰囲気に合っているのがいい、適度にかっこいいバンド名がいい、でも狙いすぎているバンド名は嫌……と複雑な思いに悩まされたバンド初心者が、この世にどれだけいることでしょう。

バンド名が決めきれず悩んだときには、有名バンドたちがどんな風にバンド名を決めたのか参考にしましょう。色んなバンドの由来を調べていたら、いくつかの傾向に分けられる&ときどき思いもよらない由来が出てくるので、まとめてみました。

ただしどのバンドもインタビューによって言っていることが違い、バンド名の由来は諸説ある場合が少なくないため、参考程度にどうぞ。

好きな楽曲から

やっぱり、好きな曲のタイトルからとっているバンドが多いようです。

例えば「Deep Purple」は、リッチー・ブラックモアのおばあさんが好きな曲のタイトルが『Deep Purple』だったことから。

「RadioHead」は、Talking Headsの楽曲から。

「Those Dancing Days」は、Led Zeppelinの『Houses of the Holy』に収録されている『Dancing Days』から。

「The Kooks」は、David Bowieの4枚目のアルバム『Hunky Dory』の『Kooks』から。

このパターンがかなり多いので、バンド名をつけるときには好きなバンドや楽曲を参考にするのがいいかもしれません。

 

好きな楽曲を略した名前から

好きな楽曲をそのままもらうのは忍びない……というときには、Mansunのように少し手をくわえるというのもアリですね。

Mansunは「The Verve」の楽曲『A Man Called Sun』から。そのままじゃちょっと……ということで、略したものを命名したそうです。

 

好きなバンドの類語から

イギリスのロックバンド「Felt」に憧れ、バンド名にて敬意を示したのが「Suede」。素材縛り。

好きなバンド、憧れのバンドから連想される単語をあやかってつけるのもいいかもしれません。

 

好きな映画から

音楽だけでなく、その他のカルチャーからあやかって命名される場合もあります。

スコットランド出身のバンド「Travis」は、映画「パリ・テキサス」のキャラクター名から。

さらに「UNDER WORLD」も映画から由来。全身バンド時代にある映画のサウンドトラックを手がけ、その映画のタイトルが「UNDER WORLD」だったそうです。

 

好きな本から

「フレデリック」は、レオ・レオニによる絵本の主人公、ねずみのフレデリックが由来。

音楽に限らず、映画や本など好きなものについて広い視野で見直して見るとバンド名にちょうどいい単語が見つかるかもしれません。

 

自分たちらしい単語から

バンド名は自分たちの顔となるものなので、音楽や映画や本だけでなく自分らしい言葉から名づけるバンドも。

「ぼんやりしている」という意味を持つ「Blur」は、自分たちの性格に合うということが由来になっているそうです。

 

テレビで見かけた言葉から

バンド名を決めるに当たって、そのときたまたま目にしたものをバンド名にするパターンもあります。

アメリカのバンド「TOTO」は、バンド名の由来を「テレビで見かけた犬の名前」と語っています。

ただし、あるインタビューでは「映画『オズの魔法使い』の犬の名前から」と語り、その他にも「トイレメーカーから」と語られることも。真相は謎です。

 

友人の父につけられたあだ名から

「Little Barrie」は、ギターボーカルのバーリーが友人の父に「おい、チビのバーリー!」と呼ばれたことが由来になっています。

「私はチビのバーリーです!!」と自ら名乗る潔さが、バンドが愛される理由になっているのかもしれません。

 

思いついた言葉から

レミオロメンは、メンバー3人がそれぞれ思いついた言葉を挙げていくという方法でバンド名を決定したそう。

1文字、2文字、3文字とそれぞれ自分の担当字数を決めて「レ」「ミオ」「ロメン」という言葉が選出され、それをつなげて「レミオロメン」になりました。

 

酔っ払いの考えた言葉から

「The Pigeon Detectives」は、結成当時なかなかバンド名が決まらず悩んでいたそう。

その状態でお酒の席に赴いたとき、居合わせたオーストラリア人が「The Pigeon Detectivesってどう!?」とおもむろに提案してきたことから、そのままいただいて名づけたそうです。

めちゃくちゃゆるい由来ですが、なんとなく運命的なものを感じますね。

 

シンプルさが由来

「シンプルなバンド名をつけたかった」という理由だけで命名された事例は、とてもたくさんあります。

例えば「The Smiths」や、ニューロマの代名詞「Culture Club」など。「シンプルで、深読みされないようなバンド名にしたかった」という理由から名づけられています。

 

由来は特になし

「シンプルな単語を名づけたい」というバンドが「なんでその単語を選んだか」ということについては、特に理由なしというパターンがめちゃくちゃ多いです。

例えばシューゲイザーバンド「RIDE」、ポストロックバンド「KYTE」、「Summer Camp」、「Klaxons」などがこれに当たります。

彼らは、これまで色々なインタビューでバンド名を聞かれるたびに「特に意味はないよ」「思いついた言葉を名付けただけ」「響きで決めた」と語っています。

 

シンプルな単語を二回繰り返したことから

とは言え、単語だけではシンプルすぎるのは……というときに参考にしたいのが、イギリス・マンチェスターのロックバンドである「EverythingEverything」の由来。

当初「Everything」にする予定だったものの、1回だけでは寂しくないか?ということから、2回繰り返すことにしたそうです。

ちなみにこのパターンは、バンドではないものの漫画「HUNTER×HUNTER」のタイトル由来でも使われています。使いたい単語を羅列して、2回ずつ繰り返すことで「これいいじゃん!」というバンド名が見つかるかもしれません。

 

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