万年身体よわよわ人間なのですが、自分に足りていない栄養素について考えていったときに「葉酸」に思い当たりました。葉酸は、特に女性にとって必須の栄養素であるらしく、例えば妊娠中の女性なんかは、かなり意識的に摂取しなければいけないそうです。そして、そんな葉酸を効率的に摂取するためにはアスパラが効果的だそうです。
葉酸の力がすごいらしい
代謝や赤血球の生産を助けてくれると言われている葉酸。厚生労働省によれば、妊娠・妊活中の女性ならば1日に400μgを目安に、しっかりと摂取した方がいい栄養素なのだそう。
葉酸の働きは簡単に言うととにかく「血を作る」ということ。細胞の生産や再生も手助けするので、健やかな身体づくりに欠かせません。つい貧血=鉄分が足りてないのかな?というイメージになってしまいますが、実は葉酸も大切な栄養素。
でも正直、日常生活で「あ、そうだ葉酸とろ~!」とか思ったことない。それどころか、どうすれば葉酸がとれるのか、なにに含まれているのかわからない……。
ということで調べてみたところ、葉酸を効率的に摂取できる野菜のひとつとしてアスパラが見つかりました。
アスパラの栄養素と期待できる効果
文部科学省の発表を参考にすると、生のアスパラ100gに含有されている栄養素は次の通り。
- 葉酸190μg
- カリウム270mg
- βカロチン380μg
このほかにもビタミンBやCも豊富で、色んなうれしい効果を期待できます。
例えば、美肌づくりにはビタミンが不可欠!赤み、くすみ、ニキビ、シミ、などの肌トラブル改善のためにも、アスパラが役立ってくれそうです。
葉酸もビタミンもたっぷり摂取できるアスパラレシピ
鮮度の高いアスパラは、生でも焼きでも美味しく食べられる万能食材。朝食にも夕食にもお弁当にも使えるので、色んなレシピで少しずつ味変しながら、積極的に摂取したいものです。
そういえば歌手のaikoさんが学生時代のお弁当にいつも入っていたアスパラを学生時代の象徴として「アスパラ」というタイトルの、アスパラが一切出てこない曲を書いていますが、そういう風に生活に寄り添ってくれるのがアスパラの魅力だな~と思います。
アスパラ塩焼き&バター焼き
「料理が苦手だ!!」という人が、失敗したくないときに試してほしいのがシンプルに「焼くだけアスパラ」。食べやすく切る!フライパンでぱらっと炒める!これだけでも、旬のアスパラはめちゃくちゃ美味しいです。固さが気になるなら、先に電子レンジ500Wで20~40秒ほど温めてください。
味付けはオリーブオイルで炒めて塩をぱらぱらっとかける、だけでOK。お料理初心者さんでも「味付けに失敗した……」ということが起こりにくくなります。あとは、バターをたっぷりひいて転がしながら絡めるように炒めるのも美味しいよ~。
アスパラの肉巻き
一時期話題になった「肉巻きおにぎり」のように、見慣れたものも肉という優しさで包み込んであげるだけで「めちゃくちゃうまい!!!!」と衝撃を受ける存在に変わります。ということで、アスパラもぜひ肉巻きにしてあげましょう。
- アスパラを食べやすくカットする
- 豚肉を巻き付ける
- 豚肉のはがれやすい部分を下にしてフライパンに並べ、焼く
味付けはみりん×しょうゆとか、豆板醤×しょうゆとか、なんでも美味しいです。シンプルに塩コショウだけでも◎
アスパラ肉巻きフライ
『アスパラガスの肉巻きチーズフライ』
お好みの肉で巻くとアレンジが広がります。お弁当の一品としても便利ですよ。
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— kurashiru [クラシル] (@kurashiru0119) March 29, 2018
アスパラ肉巻きのアレンジレシピとして覚えておきたいのが、肉巻きをさらに揚げ物にしちゃうという絶対美味しいじゃん~!!という代物です。
薄力粉、卵の黄身、パン粉をつけてさっくり揚げるだけ。多めに作って、翌日のお弁当用に残しておいてもよいですね。
アスパラとじゃがいものオイスター炒め
とにかく野菜をいっぱい食べたい、というときにおすすめなのが、じゃがいもとのあわせ技レシピです。
- アスパラはななめ切りにする
- じゃがいもは棒状に切って電子レンジで30~50秒ほどチンしておく
- 細かく切ったにんにくを油で炒める
- アスパラとじゃがいもを入れて、オイスターソースと塩で味を調える
中華風の味付けなので「最近和食ばっかりだな~」「洋食が続いちゃってるな~」というときにどうぞ!
アスパラは栄養価が高いだけでなく、料理のバリエーションを増やしてくれるのもうれしい、重宝したい食材です。色んなレシピを試しながら、自分好みの味を追求しましょ。
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