先日、身内が入院することになりお見舞いに行ってきました。休日の病院の、誰もいない雰囲気は独特ですね。病院に行くのもお見舞いに行くのも久しぶりだったのですが、久しぶりに病院に行くと「そうだったっけ？」とか「今こうなんだ」ってことが多くて驚きますね。
病院にお花の差し入れはあまりよくないらしい
さてお見舞いに行くにあたって、一番に考えたのは「何を持っていこう」ということ。そして真っ先に思いついたのは、やはり定番の生花です。鉢植えは「根付く」＝「寝付く」ということで、病気やケガが悪化する縁起の悪いタブーアイテムとのことですが、花瓶に飾る生花はやっぱりお見舞いの定番というイメージがあります。
しかし実は、最近では病院への生花の持ち込みそのものが禁止されている場合が多いそうです。というのも、アレルギーの原因になる花粉などが衛生上あまりよくないからだそう。持ち込む場合は事前に連絡して、問題かないか確認＆許可をとっておくといいですね。
持ち込んではいけない生花の種類
ということで、基本的には病院の許可がとれれば持ち込みOKなのが生花の特徴。しかし、お花の種類によってはマナーというよりも倫理的にNGと考えられる場合があります。
具体的には、次のような生花は縁起が悪いのでお見舞いに持っていくのは避けた方が無難。
- 椿：花がぼとりと落ちるさまが、首が落ちる姿を連想させて縁起が悪いから
- シクラメン：「死」や「苦」をイメージさせるから
- 菊：葬式で飾る花だから
これらの花は、何も考えずに持ち込むと 「失礼！」と思われてしまいかねません。人によっては「私に死んでほしいってこと！？」と曲解されてしまっても致し方ないレベルの失礼にあたりますので避けましょう。
食べ物のお見舞いはOK？
続いて頭に浮かんだのが食べ物だったのですが、こちらも実は病院によっては受け付けていないことがあるそうです。特にフルーツはアレルギーの引き金になってしまったり、すぐに痛んでしまったりという理由からあまり好まれません。
それでもやっぱり定番のお菓子などを持ち込みたいときは、本人の希望を聞いた上で日持ちするもの、常温で管理できるものを持っていきましょう。
やっぱり、小包装の焼き菓子あたりがベターです。本人が食べられなくとも、お見舞いにきた方や同室の方にあげることができるので。個人的にはシャトレーゼのお菓子詰め合わせなんかが、千円未満の商品も多くて味も充実しているのでありがたいな～という気持ちで重宝させてもらっています。
そのほかのお見舞いにぴったりなものは？
このように、どうしても規制が多くなってしまうお見舞いの品。結局なんだったらいいのかという話になってしまいますが、安定なのはこのあたりでしょうか。
※自分が入院したときに感じた超個人的意見を含みます※
- 本やまんが：安静にしていなければいけない状態でも楽しめるから
- タオルや靴下などの生活用品：入院生活にあって困らない（むしろなければ困る）から
- 消臭スプレーなどの消耗品：こちらも入院生活にあって困らないから
- 消毒液などの衛生アイテム：コロナ禍では特に神経質になる人も多いから
- iTunesカード：スマホくらいしかすることがないという人も課金しながら時間つぶしができるから（携帯・スマホOKの病院に限るので注意）
- 金券・ギフト券・クーポン券：院内のコンビニなどで好きに使えるから（ただし目上の人には失礼になる場合もあるので注意）
- DVD・ブルーレイ：個人的にうれしかったお見舞い。友人がプレイヤーもろとも貸してくれたのですが、すごくいい気分転換になりました。
もちろん一番は、色々考えずに会いに行くこと！話し相手になるだけでも、入院中の身にはとてもありがたいことです。
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