ゲーム実況主・MSSPの般若兼鬼ことあろまほっと氏。ソロ企画である「あろまさんぽ」は、旅行好きで「日本全国にiPhone地図のピンを立てたい」という野望を持つあろまほっと氏の趣味と実用を兼ねつつ、書籍刊行、地上派TV番組化、円盤化を果たしています。
そんなあろまさんぽの中から特に「写真がきれい」「料理が美味しそう」など、「行ってみたい」欲をかきたてられたスポットをピックアップします。
あろまほっと氏がどういう人物なのか知りたい方はこちら → ゲーム実況集団MSSP・あろまほっと氏による「デブ」煽りまとめ
八重島・石垣島
あろまさんぽ肆より。あろまさんぽにおける沖縄回はこれだけではないのですが、今回は特にかねてから色んなところで語られている、あろまほっと氏の沖縄愛が存分に感じられます。
まず、沖縄着後一番にやることが、A&Wに入ってハンバーガーとルートビアをたしなみながら計画を立てるというのが、完全に沖縄旅行に慣れている人のそれ。途中ではちゃんとブルーシールのとうきびアイスもたしなみ「沖縄に行ったらとりあえずやっておきたいよね」ということをきちんとこなしている様子が旅慣れを感じさせます。
見開き1ページを使った海と快晴のページは、前ページからの展開のおかげで「海へ向かって歩き、とうとう美しい景色が見えた！」という感動を追体験できます。
それから、旅行の楽しみのひとつである食事。石垣牛のあぶり寿司とステーキは、あろまさんぽ内でも特に迫力のある写真です。写真からも贅沢感と臨場感がバシバシに伝わってきます。食べたい。シンプルに食べたい。
石垣牛に関しては、食事の前に食事をする「定食屋のはしご」をかますという、あろまほっと氏の痩せの大食いっぷりが発揮しているのも見所です。
南紀白浜
あろまさんぽ弐より。メンバー全員で訪れた千葉・白浜ではなく、和歌山の南紀白浜です。
この回はとにかく海がきれい。海好きにはたまらない写真が多いので、眺めているだけで楽しくなります。単なる海の写真だけでなく、白浜とはこういうことなのか……と一目で分かる写真も多数。八重島・石垣島の海写真も迫力がありましたが、まったく別物の美しさです。
しかも夕日と海という最高のロケーション。日中の景色とはまったく違う雰囲気になるので、実際に行ってみたい、そして時間の経過をゆっくり楽しみたいという気持ちになります。
個人的に一番惹かれたのは、ホテルの部屋にある露天足湯。同行者であるeoheoh氏がパソコンをいじりながら数時間ずーっと入っていたという記述がありましたが、これめちゃくちゃ羨ましい……！
旅先で露天足湯に入りながら仕事とか、在宅ワーカーやノマド族の夢でしかないですね……死ぬまでにやりたいことの一つにランクインしました。
道北オロロンライン
あろまさんぽ伍より。オトンルイ風力発電所とその周辺です。まず表紙がすさまじく爽やかでいい。歴代表紙の中でもトップクラスに好きです。次点に、緑のみずみずしさが全面に押し出された「漆」。
いつかの金曜ニコラジにて、あろまほっと氏が北海道の名所として紹介していたオロロンライン。そのときの説明を踏まえて、今回を読んでいくと臨場感がすさまじいです。
ちなみにアメトーーク！の北海道芸人でもトム・ブラウンのみちおさんが「最高のドライブコース」としてオロロンラインを紹介していました。みちおさんいわく、そのへんに落ちているウニをとると密漁になって捕まるそうです。豆知識ですね。
ニコニコのチャンネル動画内では、道北にどのくらい来たことがあるのかという質問に「年に数回くらい（の頻度）」と語っていたことからも、お気に入りスポットっぷりがうかがえます。食方面では、サプライズ的に訪れフェリーでの移動中もそわそわしていた理由である利尻島の「ミルピス」がだいぶ気になる存在。
全編を通し、北海道の広大さが伝わってくるのが素敵です。表紙も含め、ちょっとしたシーンで「広いな～！」「でかいな～！」と感じるシーンが多く、北海道出身のあろまほっと氏にとっては何気ない風景であっても、本州生まれ本州育ちの読者はわくわくしっぱなしです。
一番笑ったのは、最北端の地にたどり着いたとき、とりあえずやることがガチャを引くというブレなさ。「最北端の地」モニュメントのさらに北側、足場の悪い岩場にまで乗り出して、流れるように何連もガチャるあろまほっと氏の姿はゲーム実況者の鑑でした。
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普通のJKゲーム実況者ゆかさんが、普通のプー太郎になっていて驚いた