どうも、年がら年中どこかしら不調な人間です。最近気になることはもっぱら、頭皮を押すとなんかよく分からないけど痛いこと。病院へ行くにもどこに行けばいいのか分からないのでとりあえず通っているサロンの担当さんに相談したのですが、原因は頭皮環境にあるかもと言われたので、そのことについてまとめていきます。
急に頭皮の痛みが気になりはじめた
頭皮の痛みの症状や原因はさまざま。その中で、私の症状は
- 押すと痛い
- なにもしていないときはそこまで気にならない
- シャンプーやセットのときに気になる
- 髪を結ぶときにも気になる
というもの。結論から言うと、サロンの担当さんの見解では「血行不良では?」ということでした。
慢性的に肩こり、生活習慣の乱れ、ストレス、冷えなどに悩んでいる人は、血行不良の可能性が高いそう。
ただでさえなにかと血行が悪いのに、心臓から遠い頭頂部とあればさらに血行不良になりやすく、頭皮の状態が悪化している可能性があるそうです。
頭皮が急に痛くなったときに考えられる原因
「頭が痛い」のではなく「頭皮が痛い」という状況になったことがあまりなかったので不安だったのですが、実は色んな原因で頭皮の痛みにつながります。
- 紫外線を浴びすぎている
- 栄養バランスや睡眠時間など生活習慣が乱れている
- シャンプーの仕方が間違っている
- 大きな病気の予兆
「何もしなくても痛い」とか「痛い部分が腫れている」というときには、我慢せず病院へ行きましょう。考えたくないことですが、思わぬ大きな病気が見つかるかもしれません。
頭皮の痛みから薄毛につながる可能性も
頭皮の痛みは日常のなんてことない習慣からも発生しますが、怖いのは放置していると薄毛・抜け毛の原因になりかねないということ。髪が農産物なら、頭皮は畑。質の悪い畑では育つものも育たない、そして痩せこけた畑からはどんどん髪が抜けていく……という恐ろしい状況になりかねないのです。
そして私のように、慢性的な血行不良が疑われる場合は髪の育成に必要な栄養素も滞ってしまうもの。そして「髪が乾燥してしまう」「ハリやコシがなくなった」「ボリュームがなくなった」という、悲しい状況に陥ってしまいます。
頭皮の痛みを自分で対処する方法
◇筋トレをする
いきなり「まじかよ?」という感じの解決法ですが、かなり強火で薦められました。そもそも筋肉が少ないと、頭皮に限らず血行不良や冷えが起きがち。そこから薄毛や体調不良を招くなら、とにもかくにも筋トレをせよ!!筋肉をつけよ!!ということらしいです。
◇有酸素運動をする
いきなり筋トレはさすがにな~というとき、ラジオ体操やウォーキングなどからはじめるのがおすすめ。あとはエスカレーターやエレベーターでなく階段を使う習慣なんかも、疲れすぎず日常の中でなにげなく運動習慣を身につけられます。
◇スマホやパソコンから離れる
目を酷使すると肩こりや眼精疲労が起きやすくなりますが、こうしたストレスが頭皮の血行不良、頭皮の痛みにつながることもあるのだとか。
◇シャンプーの仕方を見直す
美容師さん的に、色んなお客さんの頭皮を見ていて一番気になるのがシャンプーのやり方らしいです。「どうやってシャンプーしてますか?」と聞くと「ちゃんと優しく洗ってますよ!」とか「ガシガシ洗ったりはしてないですよ!」と答える人でも、頭皮の状態を見る限り「本人も無意識にシャンプーのやり方が雑になっているのでは……」と思うそう。忙しい、眠たいときこそ、知らずにガシガシ洗いになっていないか見直しましょう。
◇ストレッチをする
デスクワーク中にもできるのがストレッチの魅力。肩を一度あげてから一気に落とす、首を回す、手首や足首を揺らすといったストレッチは、血行促進のために欠かせません。緊張を和らげ、血行を促進しましょう。
◇自分に合ったヘアケアアイテムを使う
きれいなお肌を作るためには敏感肌、混合肌など肌質に合ったスキンケアアイテムが必要なように、髪のためにもヘアケアアイテムが必須。頭皮への負担を減らすためにオーガニック製品など、品質にこだわりながらヘアケアをしましょう。
◇アルコール・タバコから離れる
どちらも、血管収縮につながる嗜好品。なんとなく摂取したり脳死状態で享受することで、薄毛の原因が蓄積されていく可能性があります。
◇頭皮マッサージを習慣づける
指の腹をつかって頭皮をやさしくもみはぐしていくマッサージは、血行促進のほか、自律神経の乱れや眼精疲労の改善にもつながります。頭皮にはさまざまなツボがあり、特に頭頂部のツボ「百会(ひゃくえ)」は、意識的に刺激してあげましょう。
また、顔と頭はつながっているので頭皮の血行がよくなると顔色も明るく見えやすくなります。シャンプーのときなど、意識的にやってみましょう。余裕があればヘッドスパもおすすめ。
頭皮の痛みや違和感は、病院へ行くにも「何科……?」というなんだか微妙な案件。私はとりあえずサロンに相談→教えてもらった対策を試してみる、という段階ですが、改善しなければ皮膚科にも相談する予定です。大きなトラブルを招かないためにも、早めに医師に相談するのがベストですね。
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