高橋みなみさんと朝井リョウさんがパーソナリティを勤めるラジオ、「ヨブンのこと」にめちゃくちゃハマっています。なにがどう面白いかというのは前回の記事でご紹介したとおり。
聴けば聴くほど身体に染み入り気づけばヨブンな時間に生活を侵食されている日々です。こういう人はきっと多いのでしょう。ヨブンリスナー、つまりチームYあるある、早く言いたい~ということでまとめてみました。
ほかのラジオを聴いていても「外部からの刺激」と言いがち
メールやメッセージを扱う際に、それぞれの番組特有の言い方をすることはラジオあるあるだと思いますが、ヨブンのことでは「外部からの刺激」と呼んでいます。
それゆえ、他のラジオを聴いていても当たり前のように「ああ、外部からの刺激ね」と思ってしまう。メールと言えばたった3文字で終わる名詞を、9文字にまで引き伸ばし、3倍にしてまで呼んでしまう恐怖。
他人をいさめるときに「やめなさいよ」と言いがち
自由人・朝井さんと何年経っても何十年経ってもきっと「元AKB48総監督」という肩書きを背負っていくのであろうという高橋さんの掛け合いは、ときに「ちょっと男子~」的な匂いを感じさせます。
そして高橋さんが、朝井さんの各所に怒られそうな発言に対し「自分はその意見に同調するつもりはないので自分で責任をとってください」というテンションでいさめる際に「やめなさいよ」という言葉を使うのは、チームYメンバーにとって周知の話。つい、身の回りの人が自由な発言をしたときに「やめなさいよ」と口にしては、自分の内に潜む総監督の心得をそっと自覚します。
肛門科を通りがかるとハッとしがち
ヨブンのことにおける数多の聖地のひとつ「肛門科」。秘部がとってもデリケートな朝井さんのため、肛門科からのロケを実行するなど、チャレンジングな企画が多い番組だからこそ、リスナーは町の肛門科を見るたびに目を奪われてしまいます。
ここで、同じような角度のあるあるをひとつ。「リスナー、食べ物や飲み物を摂取した瞬間、腹痛に襲われることを鬼が暴れだすと表現しがち」。
丼丸を通りがかるとハッとしがち
同じくチームYメンバーにとって聖地である丼丸。まさか丼丸サイドも、肛門科と並列に並べられる日が来るとは思わなかったでしょう。しかし、肛門to丼丸という二者間に「ヨブンのこと」という素晴らしいラジオ番組が入ることによって、一見遠く離れた場所にいるように見える二者もそっと手をとりあうのです。
丼丸を通りがかると、ほとんど自動的に丼丸の店内でロケが行われた回のことを思い出します。そして「どんまるは!(こんにちは、こんばんはのテンションで)」というどの世界線でも1ミリも流行らなかった挨拶をそっと口にしたくなります。
テラスハウスに生まれてはじめて関心抱きがち
2018年12月、朝井さんがおもむろにはじめた企画「私とテラスハウス」。テラスハウスがいかにエポックメイキングな番組なのか、完全犯罪が起きてしまうクローズドサークルの異常さ、一視聴者として楽しんでいたはずが、その気持ちが粉砕されてしまった一件の詳細、それでもなぜ視聴し続けるのかといった話を、講演会方式で進められ、リスナーたちは「テラスハウスってあれでしょ、恋愛ドキュメントでしょ?いうてヤラセでしょ?」といういじわるな気持ちを、さらに凝縮されたいじわるな気持ちでゴリゴリに圧迫されます。
さすが「あいのり」の桃ちゃんに会いに桃ちゃんが一日店長をしているクレープ屋の行列に並んだ経験のある朝井さんです。新たな見方ができるようになり、生まれてはじめて「テラスハウスめっちゃみた~い」という、OLのような感覚を抱きました。ヨブンのことの存在によって、はじめてテラスハウスを観た層は絶対に多いはずです。ヨッ、広告塔!
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