1952年、フランスで創業したクロエ。大人の女性に愛される、機能性の高いバッグや財布を展開し、世界中の女性から人気を集めておりもはや説明不要と言えるでしょう。
特定の年代の人の頭が痛くなる呪文唱えますね。クロエのパディントン…サマンサタバサ…エルメスフールトゥ…ガルシアマルケス…cher❤️…kitson…バレンシアガのエディターズバッグ… pic.twitter.com/8qSfkEgxB5
— やまとなでし子 (@yamatonadeshi5) June 12, 2022
そんなクロエを代表する、アイコンコレクションである「パディントン」について、「もう古い」「流行遅れな感じがする」というコメントを見かけたので考えてみました。
クロエのパディントンとは
ロンドン市内に実在する駅名が授けられたパディントンは、横長シルエットのバッグ。カラーは、ブラック、ホワイト、ブラウンといった大人の女性も使いやすく、さまざまなスタイルに馴染みやすいものが展開されています。そのほかにもピンクなどのカラフルなデザインも発売されているので、コンサバなスタイルよりも派手なスタイルがお好きな人にもおすすめ。
メインとなる素材は「キッド」。仔山羊のレザーで、どちらかというとやわらかめの素材なのも、シチュエーションを選ばずに使えるポイント。使っているうちに、どんどんレザーのニュアンスが変わっていき、じっくりと味が出ていくのも魅力です。
そして何より、パディントンバッグを象徴するのが「パドロックキー」と呼ばれるキーモチーフです。存在感のあるモチーフは、コーデのアクセントにもなることから海外セレブのあいだでもかなり人気を集めていました。ただし、若干壊れやすいので頻繁に開閉するのではなくアクセサリーとして楽しみましょう。
パディントンバッグのサイズやデザインはどれを選ぶべきか
パディントンバッグは、サイズ・デザインのバリエーションがとても豊富。
その中でも「パディントンバッグ」と言えば、と考えられるもっとも一般的な存在がミディアムサイズのバッグです。はじめてパディントンバッグを購入するとき、とりあえず選んでおいて間違いがありません。マチがしっかりしていることが特徴で、荷物の多いビジネスウーマンにもうれしい収納力◎なアイテム。
相席スタートのケイさん理論(「美人はバッグが小さい」)ではないけども、できるだけコンパクトなバッグを持ち歩きたい……という人にはミニサイズがおすすめ。ミディアムサイズに比べ一回り小さいのですが、財布やスマホ、コスメポーチなど必要最低限のものを運ぶにはまったく問題ありません。
あと単純に、取り扱い店によっては他のパディントンバッグよりも手を伸ばしやすい価格になっている可能性が高いのがうれしい。それでいてパドロックキーがしっかり主張し、クロエらしいエレガントさを兼ね備えています。
機能性重視の方はゆったり使えるラージサイズのほか、持ち運びに便利なショルダータイプのパディントンバッグもおすすめです。ミディアムサイズのパディントンバッグよりも縦幅に余裕があるので、ビジネスバッグにもいいですね。
パディントンバッグは古いのか、時代遅れなのか?
パディントンを持っている方のブログや、発言○町などを見ていると「流行が終わった感じがする」という意見が目に留まりました。確かに、「It bag」などとして大きなブームをもたらしたアイテムは過ぎ去ると若干「懐かしいアイテム」感が出てしまうのは、パディントンに限らずどうしようもないものですね……。
ただ、パディントンの場合は「一世を風靡したあの人気アイテム!!」という気張ったスタンスではなく、気取りすぎずにさらっと持てるのが一番の魅力だと思います。
もともとブラックやホワイトなど使いやすいカラー展開がされているので色んなコーデに取り入れやすく、シーズンや世代を超えたスタンダードなアイテムとして使う分にはいつでもどこでも重宝するのではないでしょうか。確かに「今日は気合を入れてクロエをおろしちゃうぞぉ!」という気張った思いでコーデに取り入れたときには、どこかレトロっぽさが出てしまうこともあるかもしれない。
しかし、それこそビジネスバッグとして使うなど、日常コーデにさらっと合わせるのであれば、デザイン性もきちんと感も両立させてくれる優秀なアイテムではないでしょうか。
パディントンは、クロエ以外も含めたハイブランド好きの方の中からも愛されているイメージです。「他のバッグ以上に、パディントンはデザインが優れているがお気に入り」と言う評価をよく耳にします。デザインが好き!という人が多く、本当にたくさんの人から愛されているバッグなので、時代が変わろうとなんと言われようと使い続けたいバッグと言えるのではないでしょうか。
ただし、重いものを入れすると壊れやすいことを考えると「何度も修理してまで使わなくてもいいか……」と気持ちが揺れてしまう人が多いのも分かります。
結論【デザインがかわいい&コーデに合わせやすいので時代を気にせずさらっと使うのにおすすめ、ただし取り扱いは丁寧に!】
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