怖い冷え性予防のための温活のやり方と効果~風呂、食事、生活習慣~

冷え性って麻痺しませんか。冷えが慢性化してくると、なんというか自分が冷えているのかそうでないのか分からなくなってくる気がします。この状態、私にとってはあるあるなのですが当然のことながらあまりいいことではないらしく、放置していると万病のもとにもなりかねないそう。そこで、基礎体温を上げて免疫力をはじめ身体本来の力を取り戻す「温活」がいいらしいです。

炭酸風呂

まず一つ目が炭酸風呂。皮膚への浸透率が高いと言われている炭酸風呂は、血行を促進してくれ、効果的に体温を上昇してくれます。炭酸風呂の作り方は、クエン酸と重曹をいつものお風呂に入れるだけ。

最近では、炭酸を売りにした入浴剤も増えているのでそれらを試してみるのもいいかもしれません。入浴剤だと香りも楽しめるので、リラックスしながら身体もあっためられ、副交感神経が優位になればもっと効率的に温まるという最強の良効率。

冷えは、上半身よりも下半身に起きやすいそうです。そのため、半身浴で下半身を重点的に温めるのも効果的です。

 

手浴・足浴

時間がないときには、ついついシャワーだけで済ませてしまったり、身体が十分にあったまる前にお風呂を出てしまったりすることがあります。どうしても時間がないときは、手や足など末端だけを温める手浴・足浴も効果的です。洗面器やバケツにあったかいお湯をくんできて、そこに浸すだけ。映画を観ながら手をあっためる、PC作業をしながら足をあっためるなんてこともできるので、時間を有効活用しながら身体を温めることができます。

 

ちょっと話はそれてしまいますが、ヤマシタトモコさんのマンガ大賞にノミネートされた超名作「違国日記」の中で、社会との距離を掴みあぐねている主人公の女性が突然姪と暮らすことになり「姪がいったい何を考えているのかよく分からない、でも姪はなにかトラブルがあったらしい、何か悩んでいるらしい」という思いをくみとりつつ「それはそれとして姪のよくない行いを保護者として叱らなければならない」というときに「とりあえずお湯をくんできて姪に足湯をやらせる」というシーンがあります。身体が冷えているとロクな考えにならない、というのが彼女の考え方なのですが、これすごく素敵ですね。「これから叱られるだろうな」と構えていた姪にとっても、まず足湯で身体をあたためるという工程が入るだけでいくらか落ち着いたんだろうと想像できる。考えがとっちらかったり訳わからんくなってきたら、手と足をあっためる。真理かもしれない。

 

湯たんぽ・カイロ

身体をあっためた方がいいことは百も承知だけど、お湯をくんでくるのはいかんせん面倒、というときの強い味方、それが湯たんぽやカイロ。カイロなんて何もいらないし、寒いと感じた瞬間にもみもみふかふかしていればOK。

最近では、クッションのような質感のカバーで自由に着せ替えられる湯たんぽや、充電式カイロなんていうものもあります。ビジネスパーソン向けに、職場で使うのに特化したアイテムも。使いやすさ、デザイン性、価格、重さ、持ち運びやすさなど色々考慮しながら選びましょう。

 

腹巻き

手浴・足浴のように、末端を温めるのは冷え症対策にものすごく効果的だそう。「3つの首」と言われる、首、手首、足首という部分を温めるのがいいらしい。それともう一つ、大事なのがお腹です。女性の場合は特に、お腹を冷やすと女性特有の疾患にもつながりかねないので、真っ先に温めるべきパーツなのだとか。

その対策として効果的なのが腹巻。とはいえバカ○ンのパパの功績が大きすぎて、正直「腹巻=おじさんっぽい、ダサい」というイメージを持っている人も多いと思いますが、最近の腹巻は機能性とデザイン性を両立しているものもたくさんあります。

ルームウェアブランドの覇権的存在であるジェラピケことジェラートピケでは「腹巻」ではなく「ウエストウォーマー」という洒落た名前で展開されています。

また、リブニット系の腹巻なら衣服の下に着用してもスタイルが崩れないし、ちゃんと暖かいのでかなり重宝します。

 

夏野菜を取りすぎない

一般的に、トマトやきゅうりなどの夏野菜や南国の食べ物は水分を多く含み、身体を冷やしやすいと言われています。美味しいからできることなら手すきのたびに食べていたいのですが、冷え性の場合これらを無意識に摂取していることが多ければ、見直した方がいいかもしれません。身体は食事習慣で構成されているとはよく言われますが、食事習慣からの影響、本当にあなどりがたし。

身体を冷やすメニューの代わりに、おすすめしたい食材がしょうが。身体を温めてくれる効果が期待できるしょうがは冷え性の強い味方なので、何にでもどんどん入れましょう。ホットジンジャードリンク、しょうが入り味噌汁、しょうが入りカレー……色んなメニューにしょうがを入れることで、

 

【関連記事】

冷え性対策のための食材と身体を冷やす食材を見極め改善を目指す

急に手汗が止まらないやばい状態に。対策と改善方法を調べた

肌荒れ改善に一番効いた!便秘はツボ押しで治すべし

三浦雄一郎さんの強靭な心身を作るトレーニング方法がドラゴンボールだった