お祝いや冠婚葬祭の贈り物にカタログギフトはあり?なし?マナーと選び方の注意点

冠婚葬祭の贈り物や内祝いにカタログギフトを選ぶ人は多いのではないでしょうか。正直なところ、自分で選ぶ手間がほとんどないのですごく楽で重宝しているのですが、先日「カタログギフトを目上の人に贈るのは失礼!」という意見を見かけました。え、まじで……そうなの……?と不安になったので、実際のところを調べてみました。

カタログギフトを贈り物にするメリット

カタログギフトと言えば、カタログに掲載されている多数のアイテムから一点、好きなものをなんでもチョイスできる贈り物の定番冊子。

取り扱われるアイテムは、家具、家電、グルメ、インテリア用品、アクセサリー、ブランド品など。最近では「ホテル宿泊券」、「ディナーご招待」、「アクティビティ体験」など、体験型ギフトカタログも増えています。

 

カタログギフトのなにがいいって、受け取った人が自分の好きなものを選べるので「これを贈って喜ばれるのか……?」「好みに合わないんじゃ……」と悩む必要がなくなるということです。

 

カタログギフトはマナー違反になるか?

とにかく「悩まない」、「喜ばれる」というメリットが大きく、なにかと多様していたカタログギフトですが、一節によると「マナー違反になる可能性がある」とのこと。そ、そうなの……?と思い調べてみると、どうもそう言われている理由は「金額」面にあるらしい、ということが分かりました。

カタログギフトは、色んな品物が掲載されているゆえに一つひとつ見比べていくと価格帯が露骨に分かってしまう、ということらしいです。

とは言えそれは結婚式参列後のマダムたちの品評噂会レベルのものであり「マナー違反ですから絶対に贈ってはいけませんよ!!」というレベルのものではないようです。

また、もう一つ「カタログギフトは厚い・重いので相手に負担をかける」という意見もあります。そういうときは、相手の住所にカタログギフトを贈ったり、ネット上でアイテム選びから注文までできるサービスを使ったりすれば解消されます。

 

カタログギフトの選び方

 

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カタログギフトはとにかく種類豊富なので、選び方も重要です。

 

□女性に贈るなら

ジュエリーやインテリアアイテムなどおしゃれで女性的なデザインのアイテムを集めたカタログギフト

 

□男性の方や職場の方に贈るなら

ビジネスアイテムやシックなアイテムに特化したカタログギフト

 

□お世話になった方や目上の方に送るなら

高級グルメやラグジュアリーなアイテムを取り扱った、カジュアルすぎないカタログギフト

 

□ご家庭のある方に贈るなら

キッズ向けアイテムなどに特化したファミリー向けカタログギフト

 

□旅行好きの人に贈るなら

ホテル、旅館、アクティビティなどを取り扱った体験型カタログギフト

□食事好きな人やお酒好きな人に贈るなら

食べ物、飲み物に特化したカタログギフト

 

……というように、相手に合わせてセレクトしましょうお。

 

カタログギフトを贈る際の注意点

 

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上記のように、ポイントを踏まえてきちんと選んでいけば喜ばれるカタログギフトを見つけるのも比較的楽になります。しかし、内容をよく確認しておかないとかえって失敗しかねません。

例えば……。

  • ファミリー向けのカタログギフトをもらったけれど、ベビーグッズばかりだった。子どもはもう大きいので、欲しいと思うものがほとんどない。
  • 女性向けのカタログギフトをもらったけれど、年齢層が合っていなかった。自分には若すぎる(老けすぎる)ものばかりで使えない。
  • 宿泊施設が選べるカタログギフトをもらったけれど、子どもがまだ小さいのでなかなか旅行に行く機会がない。

特化型のカタログギフトは、ともすればこういう「微妙に惜しいギフト」にもなりかねません。そのため「正直、よく知らない」という相手には、できるだけアイテム数が多い&ジャンルが広いカタログギフトを贈ると無難ですね。

 

オンラインカタログギフトもおすすめ

また、最近増えているのがオンラインでアイテム選びから注文まで完結できるカタログギフトのサービスです。QRコードを読み込めば空いた時間でちゃちゃっとアイテム選び&注文できるのでめちゃくちゃ便利で、私ももらうととてもうれしいのですが、年齢層が高い方にはかえって使いづらい可能性があります。

おじいちゃん、おばあちゃんだとそもそもスマホやタブレットを持っていない、使い方が分からない……という可能性もあるので、身内に贈るときには「一緒に選ぼう!」とサポートしてあげるといいですね。

 

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