絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~9ヶ月目中編~

絵描き実験9ヶ月目。前回に引き続き2018年10月中ごろの様子です。

初回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~1、2ヶ月目~

前回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~9ヶ月目前編~

夏場はやたら青メインの絵ばっかり描いていましたが、この頃はなぜかくすんだ色ばかりです。秋だからなのかなんなのか。全体的にどんより暗く、見ているだけで気分が沈んできそうな今回の絵たちをどうぞ。

基本的に「絵を描く=少女まんがのまねをしておひめたまの絵を描くこと」だと思って生きてきた人間なので、なにかと人の絵ばかり描きがちなのですがたまにはまるで違うものを描こうと思った次第です。細かいところを描かなきゃいけないモチーフをあえて描けば、なにかと雑がちな悪癖も矯正できるかと思ったのですが、より雑さが際立つという分かりきっていた悲しすぎる結果でフィニッシュ。同じ船でも、ボートレース用の船などもっと日常に染み付いた身近なものから挑戦すればよかったです。

 

雑な絵とバケツのアイコンの塗りつぶしツールは相性が悪いという事実に幾度となくつらい気持ちになってきたというのにどうして繰り返してしまうのでしょうか。人の業でしょうか。8月くらいに描いた大瀧詠一×すすきのみたいな雰囲気にしたかったのだと思うのですが、セルフパロディは9割方失敗するの法則に見事にのっとっていますね。せめてもう少し絵がうまくなってから、また改めて挑戦したい……。

 

白をメインにした絵を見かけて、素敵だな~!という憧れのみで描きはじめたんですがあまりにも難しかった……。直線をまっすぐ描くという基本中の基本があいかわらずできていませんが、なんか墨みたいな質感のぶっといペンを使ってぐりぐりするとなんとなくごまかせるような気がする、というどうしようもない抜け道を発見した瞬間でもあります。

 

人物ばかり描いているくせに、人物が二人以上登場する絵は描けない、という驚くようなストライクゾーンの狭さにこれはよくないと思い、二人の人物+描いたことのない角度に挑戦したものです。ついでに、かねてから手と肩を描くのが本気で苦手なのでその要素もぶっこもうとした結果、見事に渋滞して終わりました。二兎追ったらあかんよ、と聞いていたのに五兎追って案の定一兎も得なかったどころか「いや、なんでそんなに追っちゃったの?過信してるでしょ?」と詰め寄られたら何も答えられない状況に一人で追い込まれました。

 

秋のファッションはクラシカルなデザインが多くてかわいいなあ~いいなあ好きだな~、と思って描きはじめたのですが「服」というメインの描きたい部分を好きなように描いたとたん細部が雑になるのが悪い癖ですね。手や足など、描くのが苦手な部分を都合よくフレームアウトするなど、ごっそりごまかしたいやらしさ満点の一枚です。ついでに背景のごまかし方もえぐいですね!概念柄、とでも言うべきでしょうか。なんやこれ。

 

上の絵で、描くのが苦手な足から分かりやすく逃げてしまったことを反省しまして今度は足メインです。目を疑うくらい下手ではあるものの、あえてチャレンジしようとした精神については、この頃の自分偉いな……と思います。今のお絵かきコンディションだとできないと分かりきっていることにチャレンジする気になれないな……。そしてこの絵は、クリスタにおけるグラデーションのやり方を、友人に教えてもらいはじめてチャレンジした絵でもあります。まさかバケツアイコンをタップすれば塗りつぶしができるように、グラデアイコンをタップすればあんな簡単にグラデーションができるとは……。10ヶ月使ってきてはじめて気が付きました。もしかして、クリスタって、もしかしたらなんですけども、ひょっとして、すごいツールなのではありませんか?しかしまったく有効活用できてないのが悲しいですね!

 

今回唯一の、人物の頭から足先までどうにか押し込んだ一枚です。背景はラーメン屋だか中華料理屋だかなんかそんなんをイメージしながら描いたような記憶があります。しかし背景と人物のバランスを取るのってなぜこうも難しいのでしょうか?のれんの大きさひとつとってもドアの大きさひとつとってもこのちぐはぐ加減。細部を描く力はもちろんなんですけども、こうした「パッと見て、バランスがおかしいかどうか」に気づける能力は、絵を描く上でものすごく大事なんやなあ……と改めてしみじみ実感しました。すぐ「どうやってくぐるんだよ!?」みたいなドアを描いてしまうし、その反動かのように「どうみても寂れたたたずまいなのに入り口だけ豪邸かよ!?」みたいなドアが突然登場してしまいます。悪癖です。

 

【次回】絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~9ヶ月目後編~