真冬に雪予報を見ながら真夏に描いたハッピーサマーな絵をまとめているとシンプルに気が狂いそうになります。ということで実験もいつの間にか8ヶ月目。
初回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~1、2ヶ月目~
前回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~7ヶ月目後編~
2018年9月の様子です。9月に入り、前回までの夏にしがみつくような絵は減ってきましたがそれがいいのか悪いのかは分かりませんね。それでは見ていきましょう。
前からちょこちょこ描いている、ミリタリー警察に殺されそうなミリタリーシリーズです。これはなんか……銃とかを……描こうとしたんかな……うん……ミリタリー知識としてはこの頃と現在(記事を書いている2019年2月現在)で1ミリも変化がないので具体的な弁解はできないのですが、なんかもうちょっと勉強したいです。ざっくりとした反省。
先月から引き続き、身体の仕組みを理解しよう月間です。デッサン写真か何かを見ながら描いたような記憶はあるのですが、その割にはあまりにも説得力のない仕上がりを客観視して今一度身体の仕組みの難しさに打ちひしがれています。あと相変わらず手はごまかしてるし、相変わらずすぐに制服を着せたくなってしまう。プリーツの下手さに、「制服への憧れはあるものの実際に触れたことがないのでイメージで描くしかなかった」感=童貞感がにじみ出ていてびっくりしますね。
これもデッサンか何かを見ながら描いたはず。見てください!!いよいよ手を描きたくなさすぎてフレームアウトさせることでお茶を濁そうとしていますよ!!いやらしい!!8ヶ月絵を描いて!学んだのが手の描き方ではなくいかにして手を描かずに済ませるかということ!逃げちゃダメだと繰り返す碇シンジの横でマッハ5で逃げ出しますよこちとら!
たぶん腰とか足あたりがうまく描けなかったんだと思います。こちらも足の先はあえてフレームアウトさせて事なきを得る(得られていない)という手段にくわえ、なにかよく分からないものを乱雑に配置して事なきを得る(得られていない)という手法です。今回まとめた絵の中で、唯一ちゃんと下書きしたのち線画描きをしている絵なのですが、だからなにか利点があるかと言えばそんなこともなく「一度やったことをもう一度やる」という行為がいかにつらいかをかみ締めた一枚です。
テーマは社畜。本当に本当に苦手な手に対して、比較的まじめに取り組もうとした痕跡が見えるので自分を褒めてあげたいです。フレームアウトさせようかさせまいかどうしようか、ギリギリまで悩んでいた形跡は見え隠れしているけれども、本当にギリギリのところでぐっととどまって偉いぞ!見方を変えたらとどまりきれてないともとれるけど!若干切れているあたりほぼ逃げの体制とも言えるけれど!
背景は仕事を通じて人格やその他諸々の大切なものが歪んでしまうことの残酷さにかけて歪ませていますが、これまでの前例を配慮するとだた定規が使えず偶発的に歪んでしまったようにも見えますね。どちらでもいいです。