落とした現金は帰ってくるのか問題~二か月分の給料をまるまる落とした女の顛末~

出オチのようなタイトルでどうもすみません。ただの日記です。主にあざ笑うためにお読みください。

某日、現金をごっそり落としました

いやもう、これにつきるんですけれども、これ以上のストーリーはないんですけれども、自分の古傷をグッチャグチャにするため、そして心の底から反省するためにどういうことなのか残していきましょうね。

まずだわたくしは給料が振り込まれる口座と、引き落とし用の口座を別に保有しております。なのでとりあえず、数ヶ月に1度くらい、引き落とし口座の中が尽きてしまわないように現金を移し変える作業をしなければいけません。

そしてその日もいつも十那司ように給料を移そうと、一定金額を引き落としました。ここまではよかった。そしてもう、ここからただひたすらアホの泣き言なんですけども、せめて下ろした金を財布に入れればよかったんですね。しかし私は「まあすぐ振り込むし」とATMコーナーにぶっささっている封筒を手にとりそこに給料をイン。現金を封筒に入れたところ、までは、とりあえず、なんとか、覚えています。記憶違いでなければな……。

 

そして第二のやば谷えんポイント。素直に目的口座の銀行およびATMまでまっすぐ行けばいいものの「あ、そうだ○○の新刊買っていこ~」と寄り道。しばらく色んな店を見たところで「足めっちゃ疲れた。さっき買った本読も」と近くのコーヒーショップへイン。お察しの通り、この時点で自分が現金を持っていることを忘れています。このあいだ、こまめにスマホを取り出してみたり、iPod(旧式)を取り出してみたり、トイレでメイクポーチを出したりしまったり、購入したものを入れたり出したり、まあ色々しました色々。つまりここまで、封筒を粗雑に扱うチャンスが山ほどあったというわけです。

 

やっと現金がないことに気づく

さて帰るか~って頃合に「あ、そうだ振込みしなきゃ」と思い出し、ここでようやく目的のATMに。そして自分の番になってようやく、かばんの中身をあらためました。すると封筒がないわけです。書いててしんどくなってきた……今、あのとき後ろに並んでいたおばさまの「早くしなさいよ」的な視線を熱を持って思い出しています。しんど……。

どれだけひっくり返してもない。そもそもかばんに入れたのかどうかの記憶が怪しい。とりあえずさっき現金を下ろしたATMに戻ってみる。でも封筒はない。そこからカフェ、本屋、と来た道を戻るように駆け巡るも、まるで見当たりません。

 

警察にいけばどうにかなるのかということ

そうこうしているあいだに日も暮れてきて、とりあえず警察、と思い近くの県警察へ。事情を話すと、落としたお金の金額やら住所・氏名などの情報を書かされました。

そして告げられたのは「正直なところ、戻ってくると断言するのは難しい」という仕方ない、だけど悲しいお言葉。優しい婦警さんに「でも何か情報が入ればすぐご連絡しますね」とのこと。とりあえずその日は帰ることになりました。

こちらの県警察、以前に他の用事でも大変お世話になったのですが、そのときも取り乱した私に丁寧にご対応くださりありがとうございました……。

 

で、結局その後どうなったのか

さて、この事件が起きてから数ヶ月経ちましたが、まあ当たり前のように連絡はありませんね!!分かってた!!

ちなみに婦警さんがちらっと言っていたのですが「財布を落とした」というときは戻ってくる確率がそこそこ高いそうです。免許証とかが入ってたりすると、本人確認もスムーズにできるし届けやすいんだね。

ただし今回は現金(ただの現金)(封筒に入っているだけ)(汎用性の高い封筒)(圧倒的リアリティ)だし、金額も金額だし……ってことらしいんです。……いや!!でかい金額の現金落ちてたら!!逆に届けない!?逆に!!だって絶対やべー金じゃん!!とったらなんかやばそうな事件に巻き込まれそうじゃない!!?封筒にまるっと入ってる金がそのへんにぽこんと落ちてたらなんかやばそうすぎて見てみぬふりするか届けるかの二択しかなくない!?!?信じさせてくれよニッポンジン!!

……と思いながらも、どうしようもないので泣き寝入りです。

 

その後の生活はどうしているのか

友人からは「トゴで返してくれるなら全然貸すよ」とウシジマくんみてーなことを言われましたが、お気持ちだけ受け取る形にして「そろそろ死ぬな、と思ったときに医療費などに使うための口座」を切り崩し持ちこたえました。学生時代、週5日12時間勤務という奴隷のような働き方をしながら貯めたお金を、まさかこんな形で使うことになるとは……。

あとはお仕事でお付き合いしている方に事情をまるまる説明して振込のタイミングを早めていただき、ギリギリで月をまたぎました。お相手の方は「は~それは大変でしたね~」と若干信じてない感が漂う感じでしたがわがままを聞いてくださりありがとうございました……もうしません……二度とな……。

 

結論

落とした金は かえって こない

貯金 まじ 大事

以上

 

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