絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~11ヶ月目後編~

2018年12月終わりごろの修行の様子です。年の瀬にもちまちま絵を描いていて、2018→2019の日付を越えるときにも絵を描いていたな……ということを思い出しました。

初回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~1、2ヶ月目~

前回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~11ヶ月目中編~

前回は「自分の思うかわいい」と向き合うべく、小学生女子かというくらい女の子の絵ばっかり描いていたのですが、ここへ来て飽きがきたのかテイストがごそっと変わっていました。

1973年、メキシコとアメリカの合作によるクソカルト映画「ホーリー・マウンテン」がとにかく好きで、ときどき思い出して見返したくなります。この時期、デザイナーの友人から「とりあえずこういうテクニックを使えばなんでもロゴっぽくなるやで」的なテクニックを色々教えてもらっていて、忘れないうちにちょこちょこ試していたのですが、何を隠そうイラレフォトショを持たない私はすべて目分量で作っているので結果微妙に上下左右が揃わずしゃっきりしないデザインになってしまいます。

 

モッチリとしたスタイルが描けるようになりたい、という気持ちで描きました。肩が狭すぎたりパーツのついている位置がおかしすぎたり気になるところは色々ありますが、とりあえず手をちゃんと描いているので評価したい!偉い!できることなら描きたくないでおなじみの手を描いたらその時点で仕上がりに関係なくその絵は100点満点はなまる!!!

 

突然のピザ。描いたときお腹すいてたのかな?マルゲリータのチーズを描くのってむずかしいですね。とろっとしたチーズの質感は、だましだまし色を重ねながら作った気がします。ピザの耳とかトマトとかバジルとかも同様にちゃんと描けばよかった。力尽きた感を感じます。

 

手を描いてる!偉い!100ポイント!というか手の練習をそろそろちゃんとやらねばならん、と思ったんでしょう。絵やネイルできらきらした質感を出せる人、ほんとうにすごい。なぜそうなるのかわからない。わからないなりに、なんとなく色を重ねたりカラースプレーを重ねたりしてなんとなく描いたことは覚えています。正解が分からない!けどこのテクニックどうにか覚えたい!10年後くらいには身につけていたい!

 

もう手を描くことを放棄しています。早いね。数日のあいだで一回でも手を描いたらノルマクリア、みたいなよく分からないルールが発動しています。立っている姿を描くのも難しいですが、後ろ姿はなおのこと難しいですね。奥の方の足の所在がまったくもって分からない。初心者絵描きにとって、「奥行き」とは、最初の難関の壁かもしれません。

 

次回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~12ヶ月目前編~