絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~7ヶ月目中編~

「毎日書く」というルールを、ようやく守りはじめたお絵かき実験ももう7ヶ月目。

初回:絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~1、2ヶ月目~

前回:絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~7ヶ月目前編~

今回は中編です。時期でいうと2018年8月の真ん中ごろ、いわゆるお盆時期ですが仕事を休むこともできず、夏の健やかな景色を窓から眺めギリギリしながら合間にお絵かきをしていました。

塗りつぶしを駆使すると色塗りがとっても楽!すごーい!!ということに気がついてしまいなにかと多用していた時期です。ただし「線画がボロボロの場合塗りつぶし機能は諸刃の刃となる」という事実に気づいていないため、恐らく一般的な「絵師様」と呼ばれる方からしたらラフのラフみたいな状況で塗りつぶし機能を使ってしまうていたらく。視界のすみにかたむいたバケツがチラチラしてたらそりゃボタン押したくなっちゃうじゃん。

 

「握手会ってすべてのファンを豚にしてしまう場所だよね」みたいな話で描いた図解です。図解とは?いちおう背景とか服にふわっと色を塗ったはずなんですが、こうやってみると1ミリもわからんですね。塗り方が悪いのかな、保存の仕方が悪いのかな?構図から「手を描くのがいやすぎでできることならどうにかごまかしたかったんだけど握手会というテーマがある以上どうにもならなかった」感が伝わってきます。

 

右利きあるあるだと思うんですが、左向きの顔がとにかく描きやすくて、逆向きの顔ってまったく描けません。なぜ左右が違うだけであんなにも書きにくいのか意味が分からない。そしたら素敵な絵を描かれる方が「描きやすいように描いてから左右反転使ったらええんやで」とおっしゃっていて、な、ナルホド!天才じゃん!!となって秒速で真似してみました。ドドド初心者は左右反転機能というものがあることも知らなかったし、その機能を指定するボタンを自力で探すこともできず、それを調べるために30分のほとんどの時間を使いましたが、自分に甘いので特例を出してもう30分かけて描きました。腕時計まで反転してしまうのは当たり前と言えば当たり前なのですが、まったくもってその発想がなく、保存してから気づいてショックを受けました。

 

PUBGおよびフォトナにハマっていた時期です。分かりやすすぎる。ライフルみたいなものを描く練習をしたかったのですがまったくできず、途中でばっさり書き直して小型銃にしたもののそれも描ききれず、結果として大変中途半端な仕上がりになっています。しかしこの頃ようやくクリスタ上でフォントを使う方法を覚えたのでよかったよかった。最終奥義であるフォント芸、最終奥義とは思えないほどラフに活用させてもらっています。

 

もう一度ライフル的なものに挑戦しようとした片鱗が見えます。相変わらず失敗しています。一応画像などを検索した上で見ながら描いているはずなのですが、なんですかね?どうしてこんな100均に売っているプラスチック玩具みたいになってしまうんでしょうね?それはそうとアニメでも映画でも男女の共闘、みたいなシーンがめちゃくちゃ好きです。なんかロマンあるよね。頭の中では涼宮ハルヒの憂鬱2期オープニングのような疾走感のある構図が浮かんでいたのですが、あまりにも反映できず泣きそうになりました。

 

江ノ島に行ったとき、めちゃくちゃいい天気の中、マリンスポーツにいそしんでいる方がたくさんいらっしゃって、眺めているだけで幸せになりました。がさがさとしか描けない私の能力+塗りつぶし機能の相性の悪さにようやく気づいたのか、これはアクリルツールを使っていますね。アクリルツールすごい楽しいです。基本的にデザインに必須の色の知識?相性の鉄則?みたいなそういうのを分かってないので「これとこれ掛け合わせたらどうなんの?」という好奇心を優先してつい水色と黄色と茶色とかモスグリーンとピンクとか、訳の分からない組み合わせばっかりしてしまうんですが、アクリルツールはいい感じに混ざってくれるので200回に1回出る「なんかよく分からんけどいい感じの色になった!」という瞬間に出会いたくて楽しく使っています。毎回、鬼ガチャを引くような気持ちです。9割方ドブみたいな色になって終わります。

 

次回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~7ヶ月目後編~