絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~6ヶ月目前編~

まだまだいくよ!お絵かき実験、2018年7月の様子です。

初回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~1、2ヶ月目~

前回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~5ヶ月目後半~

この時期はなぜか「むっちゃ細い鉛筆系のツールを使ってガサガサ描く」というやり方にハマって?いたらしく、増して汚い画面構成をお楽しみください。

 

2018年6月、仕事が結構面倒な感じになっていて、でもどうにか月を越えたヤッター!!という気持ちでいたこの時期。やたらと夏を強調したがるモチーフがいい具合に暑苦しさを演出している、蒸した厄介なイラストを滅多矢鱈に描き殴っています。この絵は塗りつぶしツールをとりあえず適当に使って描いたのですが、線画が私のがさつな性格を象徴するような仕上がりだったため「いらんとこまで塗りつぶしてしまう」という現象が起こりまくり、途中でもうええわ!!と丸投げしたことを今でも鮮烈に覚えています。

 

となると最強なのが水彩ツール。水彩ツールはいいぞお!ざかざか雑線画によって、塗りつぶさなくていいところまで塗りつぶしてしまう必要もなく、なんとなくふわっと色がつけられるぞお!かき氷食べたい、という気持ちがただひたすら溢れ出ている、むしろそれ以外の情報が一切ない食いしん坊万歳な一枚です。室内を描くのは大変難しいです。

 

遠近?というか、奥行き?というか、なんかそういうものを描きたかったのですがまあ難しいですね!あとは服の影みたいなそういうものもちゃんと表現したかったのですが、まあ難しいですね!水彩ツールで服などを塗ると、もやもやをまとったなんかに憑かれている人っぽい仕上がりになってしまうことが判明しました。相変わらず線は汚く、細く、よく分からない色を使っています。放っておくとピンクと緑だけしか使わないので、意識的に別の色を取り入れたかったのかもしれません。

 

遠近、だとか、奥行き、だとか、なんだとかかんだとかそういうものを描くときには、消失点だかなんだかそういうようなものが必要らしいです。いまだに「説明せよ」と言われたら口ごもったまま逃げ出すことしかできないのですが、なんかそれを覚えないといけないらしいです。しかしその部分に気をとられすぎると、ただでさえ真っ直ぐ描けない直線がますます歪むので困りものですね。

 

お絵かきソフト(アプリ)は、文字を打つことができるんですね。驚きました。充実した機能の0.01%も使っていない現状を打破するべく、とりあえずフォント機能を使ってみたいと思ったのですが、特に入れるべき言葉が思いつかなかったのでそのとき聴いていたスピッツ『ハイファイ・ローファイ』の歌詞を打ち込みました。あまりに使いこなせず一度心が折れたにもかかわらず、果敢に塗りつぶしツールを使い、歪み狂った意味のわからん空間を実現した意欲作です。このシチュエーション何なん?場所どこなん?

 

友人と地元の砂丘のお話をしたことをきっかけに、砂丘っていいよなあ~と思いながら描いたものです。水彩ツールを使うことで海とか砂丘とかの空気感を演出できるかな、と思ったのですが、ただモヤモヤして終わってしまいました。自分の精神状況が反映されているのかもしれません。相変わらず身体を描くのが苦手で仕方ありません。肩の部分にだけ特殊なフィルターがかかって、肩を描かずに済むようになればいいのに。

 

次回→絵描きド初心者が毎日描いたら上手くなれるのか実験~6ヶ月目後編~